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■第579回(平成25年9月17日)
平成25年9月17日(火)午後2時から、RKB毎日放送本社会議室で開催した。
<出席者>
審議委員……… 岩松 城(副委員長)、長田 守伸、小野 史記子、川上 知昭、川原 道憲、谷水 利行、堀江 広昭、森 重隆、山渋 久美子
放送事業者……… 井上 良次社長以下18名
<議題>

番組審議 テレビ番組「山本作兵衛からのメッセージ〜炭坑絵師がつなぐ未来〜」
7/15 15:55〜から放送 

<審議概要>
テレビ番組「山本作兵衛からのメッセージ〜炭坑絵師がつなぐ未来〜」について審議した。
山本作兵衛はかつての日本一の石炭生産地、筑豊に生まれ、50年間炭坑夫として働き、その記憶を1000枚以上の絵に残した。炭坑で働く人たちと、その家族が暮らす共同社会のすべてを描きました。ユネスコは2011年作兵衛の絵と日記などを「世界記憶遺産」に日本で初めて登録した。
この番組は、なぜ一人の名もない炭坑夫の絵が世界に認められたのか、また、作兵衛は未来に何を伝えたかったのかを解き明かしてゆくものである。
委員からは
・60才から92才まで誰にも頼まれず、作兵衛氏が1000枚に及ぶ作品を残した情熱に感服した。
・炭坑生活の悲惨さ、困窮、危険さという環境の中で強く生き抜いた仲間たちが輝いて見える。
・当時の炭坑の様子がリアルにわかる。こういう人々がかつての日本を支えてきたことに 思いをはせ、石炭産業に今も世界で日本人が活躍していることは日本人として誇らしく思う。
・全体に、理性的で、抑制の良くきいた見応えのある番組だ。構成も、展開もおもしろいし、 人間も良く描けている。ナレーションも、音楽も良いできだった。
・欲を言えば、誰かに、なぜ、この絵が人を引きつけるのか?を語って欲しかった。
という意見だった。
なお、制作者からはRKBにしか作れないモノをという側面から、全国的に知名度が低い作兵衛氏を取り上げた。しかし、国際的には記憶遺産として認められた「なぜ」を知ってもらおうとして手がけ、見る人をつなげてゆこうと、釧路、そしてベトナムへとつながっていった。
今の日本があるのは汗水垂らして働いてきた人たちがいたからということを知ってもらいたい、との説明があった。

<次回開催予定> 平成25年10月15日(火)