福岡市美術館で開催中の「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想」展にはダヴィンチがルーブル美術館のモナリザより前に描いたのでないかといわれる「アイルワースのモナリザ」をはじめ「裸のモナリザ」などさまざまなモナリザ作品が展示されています。
会場を訪れた人々を前に講演を行った福岡大学(イタリア美術史専攻)の浦上雅司教授はモナリザについて、見る者に向けられているまなざしと微笑みはモデル個人の存在を離れて普遍的なものとなっている。
聖母マリアの慈愛のような宗教的な雰囲気をも漂わせた微笑みであると述べています。またこの展覧会にはダヴィンチが若き日に描いた素描「衣紋の習作」2点が展示されダヴィンチ作品の九州初上陸となっていますが浦上教授は人類史上の天才の作品と向かい合い同じ空気を共有できること自体に大きな意味があると強調します。
「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想」展は3月4日まで福岡市美術館で開かれています。