出光佐三と宗像大社

放送概要

交通安全の神様として有名な宗像大社は「辺津宮」「中津宮」「沖津宮」3宮の総称です。
リポーターのふたりは、まず「辺津宮」で、神職に宗像大社の歴史や現在行われている43年ぶりの改修工事「平成ノ大造営」などについてお話しを伺います。


43年前には「昭和の御造営」という大工事が行われたのですが、実はこの事業の中心となったのが出光興産の創業者である宗像出身の出光佐三。赤間宿に残る佐三の生家で、地元のボランティアガイドから佐三の人物像を伺います。「人間尊重」「大家族主義」など独自の経営理念を掲げ、常に「消費者本位」で事業を展開した佐三のエピソードは驚きと感動の連続です。
フェリーで大島に渡り、「中津宮」の神職に「沖津宮遙拝所」にも案内していただきます。荒波の向こうにかすかに見える沖ノ島に参拝し、神宿る奇跡の島に思いを馳せます。宗像大社を篤く崇拝していた出光佐三は、戦前の荒廃した宗像大社の姿に心を痛めて復興を誓い、私財をも投じて「昭和の御造営」を成し遂げますが、彼が最初に取り組んだのは「宗像神社史」の編纂。そのため沖ノ島の調査も実施しました。発見された8万点の出土品は、国宝となって、今、宗像大社の「神宝館」に収蔵されています。
古くから多くの信仰を集める宗像大社と、世界を舞台に活躍し、生まれ故郷にも多大な貢献を果たした出光佐三。宗像が誇るふたつの宝のすばらしさを再発見します。
出光佐三