新 窓をあけて九州 毎週日曜 午前10時放送

8月19日(日)の放送内容

COCOROMISO(こころみそ)

天草にほど近い、鹿児島県長島町の諸浦島。島民500人足らずの小さな島で、全国から注目を集める味噌を生産している石元淳平さん。
9年前に県外での仕事を辞め、家族とともに島へ帰ってきた石元さん。朝5時からは、先祖代々続く「アオサ」の養殖や定置網漁を行い、それが終わると味噌作りの作業に取りかかる毎日を送っている。
もともとはエンジニアだった石元さんが味噌作りを始めたのは、いつか島を出て行く子どもたちが“諸浦島”を思い出してくれる“故郷の味”を作り出したかったから。小学校もない諸浦島は、島民のほとんどが高校から島を出ることになる。
ノウハウを全く持たなかった彼がゼロから作りあげた「cocoromiso(こころみそ)」は、今では有名フードアナリストやシェフなどが絶賛する人気の味噌となっている。ちなみに商品の名前は、石元さんの3人の子どもの名前に使われている漢字“心”にちなんでいるとのこと。
そんな、故郷を思う石元さんの活動が、島内に刺激を与え始めている。平成の大合併で地域のアイデンティティが消滅していく現実の中、地域でがんばる一人の男性の姿を追う。
(製作:MBC南日本放送 / 伊地知宏和)

8月12日(日)の放送内容

一番札は僕が取る

毎年5月5日こどもの日に開かれる諏訪神社の「長坂のぼり大会」。参加者は幼児から小学6年生までの500人。年齢別や学年別に分かれ、時に転びながら、時に泣きながら、懸命に石段を駆け上ります。みんなが目指すのは、ゴールに掲げられた栄光の「一番札」です。
この長坂のぼりに打ち込んでいる子どもが長崎市立諏訪小学校5年の小岩正汰くんです。自宅には小1から小4まで連続で取った4枚の「一番札」。今年は5枚目の一番札を取ることが目標です。正汰くんが初めて大会に出たのは1歳のとき。お父さんに手を取ってもらいながら長坂の73段を上りきりました。5年生になったいま、上る石段は136段に増えました。
正汰くんの練習は、本番1ヶ月以上前から。放課後の2時間、徹底的に石段を駆け上る走りこみを続けました。
そんな正汰くんにとって頼もしい友人が2歳年上の中学1年の山本明日斗くんです。明日斗くんは毎日練習に付き合い、指導してくれました。明日斗くんは小学生時代6年連続一番札を獲得し、去年大会を卒業した強者。共に長坂のぼり大会を通じて出会った親友です。
5連覇をめざす正汰くんとそれを支える明日斗くん。2人の友情で掴め一番札!
(製作:NBC長崎放送 / 大倉聡)