新 窓をあけて九州 毎週日曜 午前10時放送

3月26日(日)の放送内容

走れ!あいもこいも号

冒頭に大賞受賞の模様を追加して、本作品を再放送いたします

「あいもこいも~♪あいもこいも~♪」宮崎県都城市の山あいに響く優しい音色。これは、移動販売車「あいもこいも号」の到着を知らせる歌だ。この歌を聞くと待っていましたとばかりに、おじいちゃん・おばあちゃんが、やって来て楽しく買い物をする。その笑顔の中心にいるのが、岩満さつきさん(47歳)。「あいもこいも号」の販売員だ。

少子高齢化の現在、中山間地域では特に高齢者の割合が高く、近隣に商店がないことで買い物に苦労していることが社会問題になっている。「あいもこいも号」はそんな買い物困難者と呼ばれる人々のために1日約50㎞以上の距離を走り商品を販売する移動スーパーだ。そして同じく地元で2人の娘を育てながら「あいもこいも号」の仕事を行う岩満さんは、まさにスーパーウーマン!

娘の学校の送迎や部活のソフトテニスの指導そして日課である薪割りなど母親としての姿、そして、おじいちゃん・おばあちゃんを見守る、地域の人気者の姿。明るく元気な声と笑顔で商品以上に大事な人の優しさを届ける岩満さん。

晴れの日はもちろん、雨の日も、風の日も。地域の人とともに笑い、寄り添う岩満さんの奮闘を描く。

(制作:MRT宮崎放送 / ディレクター:宇田津 義則)

3月19日(日)の放送内容

幻を伝える よみがえった臼杵焼

200年の時を超えて、現代によみがえった幻の焼き物「臼杵焼(うすきやき)」。消えた焼き物文化を再び定着させるようと、ひたむきに活動する陶芸家の思いに迫る。
江戸時代後期、現在の大分県臼杵市内を治めていた稲葉藩が立ち上げた臼杵焼。藩主の号令のもと、華やかで格調の高い白磁器を主に生産していたが、士族の商法では赤字を免れず衰退した結果、わずか十数年間で閉窯。現存する器も限られる「幻の焼き物」となった。しかし今、失われた焼き物文化を取り戻すべく、地元臼杵市で「現代版・臼杵焼」として復活させる取り組みが始まっている。
大分県内有数の観光スポット「国宝・臼杵石仏(大分県臼杵市)」。ここで飲食店を営む宇佐美裕之さん(40)は、料理人として働く一方でもう一つの顔を持っている。大学時代に学んだ技術を活かした「陶芸家」としての活動だ。
臼杵に帰郷した際、地元に焼き物文化があることを知った宇佐美さん。陶芸家の仲間と「臼杵焼プロジェクト」という団体を立ち上げブランド化に向け活動を始めた。全国屈指の漁場・豊後水道があり産物に恵まれた臼杵市。豊かな食文化とともに、焼き物文化に新たな息を吹き込んでゆく。
(制作:OBS大分放送 / ディレクター:井本 信也)