新 窓をあけて九州 毎週日曜 午前10時放送

8月20日(日)の放送内容

~目指すは九州一! 若手花木農家の挑戦~

生け花やフラワーアレンジメントに使われる「花木」を生産する農家、安田一平さん(33)。後継者不足が叫ばれる中、4年前に自分の会社を興した期待の若手農家だ。
花木農家である父と、生け花を教える母の間に生まれた安田さんは、小さな頃から花木に囲まれて育ち、高校生の時に、「花木を仕事にする」と決意。
生産技術や経営について東京の大学で学ぶ傍ら、ホテルの生花店で働き、フラワーアレンジメントの技術にも磨きをかけた。生産者でありながら、利用する側の華道家の気持ちも理解していることが安田さんならではの強み。華道家からの信頼も厚い。
安田さんは、SNSを通しての商品販売や、若手農家との意見交換会など、積極的に仕事の幅を広げている。全国の若手農家が集まる会合で発表したビジネスプランが最高賞を獲得するなど、その柔軟な発想が評価されている。将来的には若者を雇用し、花木農業を次世代へと繋いでいきたいと考えている。
植えてから収獲まで数年かかる花木農業。先を見越して農地を開拓し、1株1株、苗を植え付けていく。今は事業の土台作りの時期だ。自らの将来をしっかりと見据え、目標に邁進していく若手農家の奮闘を追った。

(製作:RKB毎日放送 /小畠 健太 )

8月13日(日)の放送内容

追え!海の王者マッコウクジラ

長崎の近海にはいないと言われていたマッコウクジラ。歯を持つ生き物では最大で、水深1000メートル以上の深海に潜りダイオウイカを食べることでも知られています。そんな海の王者が、毎年春から夏にかけて長崎県五島沖に群れで訪れることが分かりました。突き止めたのは長崎大学水産学部の天野雅男教授54才。クジラやイルカの生態を調べるため日本中を飛び回ってきた研究者です。
マッコウクジラは群れで生きています。メスは血縁で群れをつくり、温かい海に定住。一方のオスは、常に広い範囲を回遊しているため観察が難しく、どのような繋がりで群れを作っているのかさえ分かっていません。五島沖にやって来るのはオスの群れでした。天野教授にとっては驚きの発見です。
「毎年、オスの群れを観察できる場所があったなんて・・・」。長期的に調べられればオスの生態解明に近づけるかもしれません。天野教授は本格的な調査に乗り出しました。五島沖を訪れる理由、群れの数、そして構造。知りたいことは山ほどあります。番組では5月、五島沖で実施された3日間の洋上調査に密着。マッコウクジラの研究に奔走する天野教授を追いかけました。

(製作:NBC長崎放送 / 岩本 彩)