新 窓をあけて九州 毎週日曜 午前10時放送

6月24日(日)の放送内容

生きる。ここで~古民家カフェのキセキ~

大分県日田市小野地区。豊かな自然が広がる山間の集落は一瞬にしてその姿を変えた。去年7月の九州北部豪雨で大規模な土砂崩れが起き、多くの住宅が全壊するなど壊滅的な被害が広がった。この地区に住む石井幹夫さんと伊藤元裕さんも自宅を失った被災者だ。2人に残った唯一の希望が古民家を改装したカフェ「谷のくまちゃん家」だった。全壊した伊藤さんの自宅の隣にある建物は奇跡的に大きな被害を免れたが、土砂崩れ発生の翌日に予定したオープンは立ち消えになった。「地域の希望である古民家カフェを諦めたくない」生活再建すら見通せないなかで、石井さんたちはカフェの復活を目指すことを心に誓う。
オープンに向けて準備を進める一方で、被災した現実に直面し心が折れそうになる毎日。そのたびに石井さんと伊藤さんは2人で顔を合わせて支えあう姿があった。
待ち受ける困難を乗り越え、この春ついに古民家カフェがオープンする日を迎えた。カフェは地域住民をつなぐ拠点となることはできたのか、念願叶った先に見えてくるものとは。そして土砂崩れの惨状を目の当たりにした石井さんと伊藤さんはなぜこの場所で生きていくことを選んだのか。その答えに迫る。
(製作:OBS大分放送 / 田邉優)

6月17日(日)の放送内容

善さんの学校

今年4月、熊本市にフリースクールが開校した。その名も「WING SCHOOL」(ウイングスクール)このフリースクールを立ち上げ、校長を務めるのが、田上善浩さん(51)通称・善(ぜん)さん。善さんは、今年の3月まで、市立中学の英語の教師だった。善さんは独自の英語の授業で、生徒の力を伸ばしてきた他、学級運営にも定評があり、数々の問題あるクラスを立て直してきた。この善さんが、順風満帆の教師生活を辞めて、フリースクールを立ち上げた理由とは。そして、立ち上げたフリースクールには、地元の小中学校に通えなかった、不登校の生徒も少なくない。心を開けず表情が冴えない女子中学生。善さんは授業に魅力があれば不登校の生徒はいなくなると確信している。善さんは魅力的な授業で、この女子中学生の笑顔を引き出すことができるのか。また、学校に通えていなかった分、学力が追い付いていない生徒もいる。そんな中学生に善さんはどんな授業をするのか、そして子どもたちをひきつけることができるのか。フリースクール立ち上げの準備段階、開校から2か月を追った。
(製作:RKK熊本放送 / 青谷倫太郎)