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福岡大空襲から72年 語り継ぎ年々困難に

6月19日(月) 19時14分


多くの市民らが犠牲となった福岡大空襲からきょうで72年です。

福岡市内では、きょう犠牲者の追悼式や体験を語り継ぐ平和授業が行われました。

きょう午前、博多区の冷泉公園で開かれた追悼式には、福岡大空襲で犠牲になった人の遺族らおよそ270人が参列しました。

72年前のきょう、アメリカ軍が大量の焼夷弾を投下した福岡大空襲では、死者・行方不明者が1146人に上っています。

参列者は、祭壇に花を手向けて犠牲者の霊を慰めていました。

●参列者
「戦争は嫌ですよね、あんなみじめなね、涙の方が先に出てきます」
「どう伝えていくかが難しいですね

」一方、西区の姪浜小学校では4年生と5年生の児童およそ300人が参加して、平和授業が行われました。

講師を務めたのは、12歳の時、福岡大空襲で自宅を失った榊孝陽さんです。

●榊さん
「ボーンと黄色い火が天井から床下から広がって」
「防空壕で見ていたけど、怖かった」

●小学生
「お話を聞いただけで自分が体験したみたいに怖かった。戦争が起こらないように自分たちも努力したいと思った」

戦争体験者の高齢化が進む中、戦禍を語り継ぐことは年々、難しくなっています。

2017年6月19日(月)のニュース