9月10日放送(RBCは9月15日放送)
野菜の“紙”が食を変える!?

今回の取材ほど、テレビで味が伝えられないのを残念に思ったことはありません。食べてみないと分からない「野菜シート」の魅力。取材を重ねれば重ねるほど、食のプロである飲食業界の方々の反応に驚かされました。
私の貧困な発想では、シートをそのまま食べるか、せいぜいキャラ弁に使うぐらいしか思いつきませんでしたが、早田さんの営業力も相まって商品のバリエーションは取材中にもどんどん広がっていきました。巻き寿司にベジロール、弁当カップ、折り鶴の和菓子…すべて試食させてもらいましたが、どれも本当に美味しくて野菜シートの可能性を感じずにはいられませんでした。海外ではチーズやチョコとの組み合わせも「あり」らしく、組み合わせ次第で無限の可能性を秘めているといっても言い過ぎではない気がします。
開発中、何度も心折れかけたと話す早田さんですが、開発を止めようと思ったことは一度も無かったそうです。その理由を尋ねると、「人の役に立つ商品になる確信があったから」との答えが返ってきました。いままで誰も作ったことが無かった野菜シートが商品として成功しつつあるのは、早田さんのブレない信念があったからこそだと改めて感じました。
放送では出せませんでしたが、早田さんのインタビューで最も印象的だったのが「自分はマグロと一緒」という言葉でした。一生休むことなく泳ぎ続けるマグロ。早田さんもこの20年間、常に動き続けて野菜シートの開発に人生を捧げ、今は営業活動で国内外を奔走されています。販路を世界中に広げ、「20年後には1000億の売上を目指す」と豪語する早田さん。ディレクターとしても、一消費者としても、野菜シートが今後、私たちの食卓を彩ってくれることを期待せずにはいられません。 


担当:NBC長崎放送  内野大輔