PageTopButton

闘魂!ザ・おやじファイト

大分県中津市で介護福祉士として働く大井(おおい)琢磨(たくま)さん(42)、元プロボクサー。
大井さんは「ザ・おやじファイト」の九州地区で2階級のチャンピオン、仕事の傍らトレーニングに励む日々を送る。2006年に始まった「ザ・おやじファイト」は、30歳以上の男性を対象にした、ボクシングのスパーリング大会。プロ・アマ問わず参加でき、試合は選手の力量に合わせて組まれる。高校入学後、映画「ロッキー」に憧れてボクシングを始めた大井さん。高校3年でプロ試験に合格、25歳までプロとして試合に出たが、当時所属していたジムの事情と将来を考え引退。しかし、6年前におやじファイトの存在を知り、ボクシングへの情熱が再び燃え上がる。大会に出場するようになってからは、毎日の練習の成果が実を結び、高校時代から夢見ていたタイトルを獲得した。家族の温かい支えに感謝する一方で、心に忘れることのできない想いもある…。去年8月、東京後楽園ホールで行われたスーパーライト級王座決定戦で敗れた大井さん。悲願の日本一には届かなかったが、再び鍛え直すことを決意。佐賀大会に向けて奮闘する42歳の熱い姿を追う。
(制作:OBS大分放送 / ディレクター:井上 周作)

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう