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心のバリアフリーを大切に

ビジネス

熊本県合志市に住む高橋尚子さんは、流行に敏感な24歳。
“オシャレして、かわいいカフェを巡ってみたい”“美容室で髪を切って、外へ出ることも楽しみたい”彼女の望みは尽きることはない。でもそんな時、彼女にはいつも気になることがある。「店に段差はあるかな?」「使えるトイレはあるのかな?」彼女の悩みは尽きることはない。実は彼女は、車いす利用者。行きたい場所や店があっても彼女にとって行ける場所とは限らないのだ。「車いす利用者でも気兼ねなく楽しむことができる場所や店の情報があったらいいな」。彼女は同じ車いす利用者の友人とともにバリアフリーについて調査し、SNSで発信する活動を始めた。将来有望の卓球選手だった尚子さんが車いす生活となったのは、高校3年生の時。希望を失い人目を避けるようになった彼女を支えたのは、多くの人たちの温かさだった。
“周りの人の気づかいや手助けが設備のバリアフリーを超えられる”。心のバリアフリーを広めるため、そして夢に向かい前に進む彼女の姿を追った…。
(制作:RKK熊本放送 / ディレクター:平松 幸徳)

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