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タイ観光の定番!お寺の歩き方!RKB海外戦略特派員現地レポート

サワディーカー! 今回は元気にタイからのリポートです。

みなさんご存知の通り、タイでは黄金色やカラフルな色彩が印象的な美しい寺院も、観光スポットの1つですよね。国民の9割以上が敬虔な仏教徒のタイ。首都・バンコクにはなんと400を超えるお寺があります。
今回はその中でも人気の寺院「サーン・ラック・ムアン」にやって来ました!

サーン・ラック・ムアンは王宮のすぐそばにあり、バンコクの守護神が祀られているお寺として有名です。
入る前に、まず大事なことをお伝えしましょう。タイの寺院を訪れるときのマナーです。とても神聖な場所ですから、たとえ暑くても肌の露出は少ない服装で行きましょう! 特に袖なしはNGです。

準備ができたら、はじめに「参拝セット」を購入します。渡されたお皿に乗っているのは、蓮の花にマリーゴールドの花輪、お線香のセットに3色の布、そしてペットボトルに入っているのは油です。

サーン・ラック・ムアンでは、この参拝セットを持って5つのお堂に順番にお参りしていくんです。一体それぞれどのように使うのか、よく見ていてくださいね!

まずはたくさんの仏像があるお堂からスタート。仏様に参拝して蓮の花をお供えします。

蓮の花は、泥の中から茎を伸ばした花を咲かせることから、仏教が理想とする教えを象徴しているとされていて、タイでは欠かせないお供え物です。

2つ目のお堂にはちょっと変わった仏様が。

何やら仏像のあちらこちらがひらひらと風になびいているように見えますが…? 実はこの仏像には、願いを込めながら金箔を貼っていくんです! 厄払いや仕事の成功にご利益があるそうですよ。

ちなみに日本と同じようにおみくじもありました。

引いたくじは8番。何と書かれてあるかというと…「問題の多い1年になるでしょう」とのこと…。

これはしっかり厄を払わないといけませんね!

続いては、市の柱「サーン・ラック・ムアン」がある本堂です。

この中には黄金色の2本の柱があり、これはバンコクの守護神を祀っているもの。タイ各地の主要都市にはこのような柱が建てられていて、その土地の神様を祀っているんです。

この本堂では、生活の安全や幸福を願います。

4番目のお堂では、国と民を守ると言われる5体の天神の像にお参りし、それぞれに花輪を供えます。

そして最後のお堂では、日本ではあまりなじみのない参拝をします。「自分の生まれた曜日」の仏様にお参りするんです。タイの人々は自分の「誕生曜日」を把握していて、その曜日の仏像を拝んだりします。曜日ごとのラッキーカラーもあるんですよ。

というわけで、自分が生まれた曜日の仏様のお皿に、先ほどの参拝セットの油を半分くらい注ぎます。

残りの油は厄払いのお皿に注いで…、これで全ての参拝が完了です!

1つのお寺を参拝するだけでも十分ご利益がありますが、タイでは最強のご利益を求めるためのスペシャルなお参りの仕方があるんです。それが「ワイ・プラ・ガーオ・ワット」と呼ばれる、その名も「9寺巡り」!

タイ語では、数字の「9」と「歩む・進む」という意味の単語の発音がどちらも「ガーオ」で、同じなんです。そのため「9」が縁起の良い数字とされ、1日に9か所のお寺を回るとご利益がアップするというわけです。
ちょっと大変そうな気がしますが、狭いエリアにたくさんの寺院があるバンコクだからこそできるお参りのスタイル!
タイのお寺の参拝方法やマナーをぜひ覚えて、次にタイに来た時には「ワイ・プラ・ガーオ・ワット」、チャレンジしてみてくださいね!

(レポート:SWEAT16・PIM、文:軽部 明香里)
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facebook.com/RKBGLOBALMEDIA/

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この記事を書いたひと

軽部明香里

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アナウンサー、ナレーター、タレント、記者、そしてライター。東北で生まれ育ち、東京経由で九州へ。大好きな福岡と東京を拠点に活動中。またの名は、訛りすぎるアナウンサー・酒田倉子。時々出身地の山形弁を話す。<br>所属:<a href="https://litomon.jp" target="_blank" style="text-decoration: underline;">リトルモンスターエンターテインメント</a>