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RKB毎日放送株式会社

番組審議会報告

RKB毎日放送番組審議会の議事概要

第633回(平成31年2月19日)

第633回番組審議委員会を2月19日(火)午後2時から、RKB毎日放送本社会議室で開催した。
<出席者>
審議委員
安部 進一郎、神本 秀爾、木村 治枝、堀江 広重、松浦 泰彦、山本 修司
放送事業者
井上社長以下20名

<議題>
①ラジオ番組審議
「アナウンサーの世界」 トコワカタイム
2月6日19:30~ 放送
②業務報告

<議事の概要>
(番組内容)
火曜から木曜日までアナウンサーが日替わりで担当し、それぞれ個性豊かに語りかけるレギュラー番組。

委員からは
・ラジオ番組はパーソナリティの力量が大切で、題材、話題が個性的で魅力的であれば親近感を持もたれ、多くのファンを獲得できる。
・ラジオは肩肘張らずに気軽に聴くことが出来、楽しく聴くことが出来た。
・パーソナリティのプライベートや個人の感性がうかがえ、リスナーとの距離感がちょうどいい。
・ラジオは耳からの情報のみで、そこから自分で視覚イメージを立ち上げるのは、普段と違う脳みそを使う感じで心地良かった。
・パーソナリティの話すスピード、間の取り方、言葉のチョイスが絶妙で、すっと頭に入ってくる。
・力のあるパーソナリティがバラエティ豊かな番組を続けていく事によって、リスナーをつなぎとめて、非常時にはみんながラジオを頼るという時に、本当の力を発揮できる。
・最近のラジオは以前と比べて、SNSの利用でパーソナリティとリスナーの距離がさらに縮まっている。双方向性の良さを生かし、もっと強化して欲しい。
・長い時間でありながら、ラジオの特性を良く生かし、インタラティブなリスナーとのやりとりもあり、飽きさせない構成になっている。
との評価があった。
また、ラジオの特性から・
・個性や本音(毒)をもっと出しても良いのでは。ラジオは毒をはいたり、偏愛ぶりを語ったりできるメディアであり、今番組は少し優等生過ぎる感がある。
・料理レシピはSNSなどでフォローして欲しい。
・表現について、吟味はされているだろうが、センシティブな内容については一層慎重に扱って欲しい。
・音声メディアは面白く、もっといろんな挑戦をして欲しい。
・災害時などには、ラジオのようなシンプルなメディアが力を発揮するので、メディアとして何としても残さねば成らない。
と意見、提案があった。


制作者からは
・かつての深夜放送のように、しゃべり手とリスナーの距離が近いラジオの特性を生かそうと企画した。
・日本語の使い手のプロ、しゃべり手のプロを起用することでその話術を生かしたい。
・パーソナリティはテレビで知っている人は多いが、テレビでは伝わらない人となり、魅力を伝えたいという思いで制作している。

と述べた。

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