第626回番組審議委員会を5月16日(火)午後2時から、RKB毎日放送本社会議室で開催した。
<審議委員>
審議委員
大野 繁樹、木村 治枝 坂井 一賀、都築 明寿香、豊馬 誠、帆足 千恵、堀江 広重、松浦 泰彦、山本 修司
放送事業者
井上良次社長以下19名
<議題>
テレビ番組審議「ぞっこん九州」~明日から、九州ちょっと好きになる~」
平成の30年 福岡が一番熱かった日~1999年ホークス優勝の軌跡
5月2日(水)1900~1954放送
① 業務報告
<議事の概要>
5月2日にスタートした新番組「ぞっこん九州」。第一回目の放送。平成11年9月25日、当時のダイエーホークスが福岡移転後、リーグ優勝した足跡を振り返るバラエティ番組。
委員からは
・当時の自分の思い出と重なり合い、娯楽番組として大変面白かった。
・要所で王さんのメッセージをはさみ番組全体のクオリティが上がった。
・ゲストに元中心選手をそろえ、裏話も随所にあり一視聴者として純粋に楽しめた。
・「ぞっこん九州」~明日九州がちょっと好きになる~のコンセプトにぴったりの内容だった。
・企業人として組織が強くなるにはどうしたら良いのか示唆に富んでおり参考になった。
・ホークスの歴史は地元の歴史の中で欠かせないし、親しみやすい題材であり、九州愛を深めるという番組の趣旨に合致したテーマだ。
・野球ファンでなくとも、また、新しく福岡に来た方にもホークスの歴史が分かりやすく描かれていた。
・地元愛というものがどういう感覚で外国人にも残っているのか、大変勉強になった。
と評価があり、一方で
・熱烈なホークスファンには物足りなかったのではないか。スポーツドキュメントとしてもう少し掘り下げて欲しかった。
・ある程度の若い年齢の方には選手たちがどんな活躍をしたのかわからないので、少し詳しく説明が欲しい。
・「福岡が一番暑かった日」というタイトルだが、本当に熱かったのか今ひとつ伝わっていない。映像で当時のファン、地元の声をもっと入れて欲しかった。
との意見があった。
制作者は
・「平成の30年」というくくりで第一弾目として福岡が一番盛り上がり、熱かった日として焦点を当てた。
・深くエリアを愛し、自分の生活やエリアに対して誇りを持ち、鼓舞するというメッセージを込めた。
・MCの起用はヒーローとしてのゲスト選手と対比して、視聴者目線で身近なイメージを狙った。
・市民目線、街頭インタビューなどをもう少し入れられると良かった。
と説明があった。