第613回番組審議委員会を2月21日(火)午後2時から、RKB毎日放送本社会議室で開催した。
<出席者>
審議委員
相戸 晴子、葦津 敬之、小田 昌彦、黒田 明、佐々木洋子、庄崎 秀昭、坂口 淳一、西 秀博、 渡部 一也、
放送事業者
井上社長以下21名
<議題>
番組審議
「世界一の九州が始まる!」
1.1月22日(日) 午前10:15~10:30放送
「人生を豊かに!不思議な音パネル」
2.1月29日(日) 午前10:15~10:30放送
「おにぎりマシン!私失敗しないので」
<議事の概要>
委員からは
・世界を目指している人々の情報番組というコンセプトが明確で、15分という短時間なのに地元にいても九州の知らない情報が良く伝わり、内容が濃くて非常に面白い。
・いろんな分野でそれぞれ情熱を傾けている方々の姿というのを見て、すばらしいと感心し、元気ももらえた。
・日々の挑戦、最先端技術をきわめた人たちの顔がとても印象的で、それぞれの思いがダイレクトに伝わってきた
・九州・沖縄7局の共同制作で、各局でテーマの選定から取材まで競い合うという枠組みが、興味深い。
・教育性、社会貢献という視点も番組コンセプトに織り込んでおり、好感が持てる。
・データを駆使して説得力を持たせ、またステレオヘッドホンで聞くことを提案するなど、作り手の視聴者に伝える努力もひしひしと感じられた。
・九州はやはりものづくりの伝統が脈々と息づいていると確認ができ、企業活動にとどまらず、創意工夫と努力と研さんを積み重ねて、世に新しいムーブメントをもたらす取り組みがよくわかるシリーズだ。
と評価があり
また、
・九州の中でも地方色をより濃く味わうことができる番組として、今後もぜひ誇りと使命感を持ってよい番組づくりをされることを期待するとともに、九州人としてこの番組をぜひ応援していきたい。
・九州から発信する世界一であれば、海外にも放送したらどうか。
という意見があった。
制作者は
・「世界に誇れる九州」というコンセプトがしっかりしているので、企画がよくて、コンセプトに合えば、素材を大事にしながら、かつ視聴者の皆さんが飽きないように、理解しやすいように、楽しんでいただけるような演出を心がけている。
・企業のPRビデオになってはいけないので、できる限り客観的なデータとして専門家の説明や、一般の方のインタビューを入れる事を心がけている。
・東京のネット番組ではできないようなこと。東京を経由せずに、企業が福岡から九州からアジアに、世界に出ていっているので、その点を大切に、それと一緒に、私たちもその精神を番組にも反映しながら制作している。
と説明があった。