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RKB毎日放送株式会社

番組審議会報告

RKB毎日放送番組審議会の議事概要

第612回(平成29年1月17日)

第612回番組審議委員会を1月17日(火)午後2時から、RKB毎日放送本社会議室で開催した。

<出席者>
審議委員
相戸 晴子、葦津 敬之、黒田 明、佐々木洋子、庄崎 秀昭、坂口 淳一、西 秀博、 渡部 一也、
放送事業者
井上社長以下16名

<議題>
番組審議
テレビ番組 RKB毎日放送創立65周年記念特別番組
「激動九州!!知りたいテレビ」12月14日(水)午後7時~9時54分放送

<議事の概要>
委員からは
・司会の恵氏の絶妙のコメントで飽きることもなく3時間見ることができた。また、6人のコメンテーターもはまり役の方々ばかりでわかりやすかった。
・「蔵出し」の言葉がぴったり。約3時間の放映時間と、これでもかというほどの12の多彩なコーナーに、65年を俯瞰した記念特別番組への力の入れぐあいがよく伝わった。
・報道の社会的意義、社会的責任がしっかり折り込まれている。
・構成として、映像に加え、よど号のくだりで空港警備の変化に触れたり、ベトナム難民の話題では、シリア難民や時代背景に言及したりと、今につなげる工夫もあり、好感が持てた。
・単なる回顧ものでもびっくり映像集でもない、一味違う上質なバラエティーに仕上がっていた。
・福岡VS北九州という題材では、それぞれの変遷、歴史がわかりやすい内容の映像で 福岡の歴史をまた勉強し直すことができたし、自分自身の生きてきた軌跡を改めて見せていただいた。

と好評の一方
・タイトルの「激動九州!!」というものに対して、内容はほとんど福岡のものであったことに違和感を感じた。
・ラジオでつづるRKB65周年というラジオ番組を制作したらどうか。
・メッセージ性もたくさんあったいい番組であるので、記録として行政、学校、民間企業なんかとコラボレーションできたら、さらにこの番組が生きてくるのでは。
・この番組をネット世代の若い人たちがどういうふうに見ているのか。今後テレビがどういう役割を果たしていくのか、今後どのような位置を占めていくのかなというところを考えさせられた。
という意見、提案があった。

制作者は
・制作現場みんなで携わって、数多くのスタッフで多くの選択肢のなかから トピックスを厳選していった。
・3時間見てもらえるために、過去だけではなく、衣、食、住と未来でまちを描くということを念頭に置いた。
・若い視聴者層を意識して、瞬時にわかるような10秒程度の時代背景を語るという注釈のつけ方をそれぞれのコーナーで確実にしていった。
と説明があった。

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