第592回番組審議委員会を1月20日(火)午後2時から、RKB毎日放送本社会議室で開催した。
<出席者>
審議委員
川上 知昭(委員長)、野沢俊司(副委員長)、稲谷 陽一郎、今川 英子、長田 守伸、川邊 貴俊、佐々木 希、谷水 利行、堀江 広昭、森 重隆
放送事業者
井上社長以下16名
<議題>
平成 27年 1月 2日(金) 7:00~7:55放送
新九州遺産『遙かなり、遠のみかど』
製 作 RKB毎日放送
<内容>
年間700万人もの観光客が訪れる太宰府天満宮。
この天満宮を擁する福岡県太宰府市は、古代、大陸に対する外交、軍事の最前線であり、九州一円を統括した役所「大宰府」がおかれた重要な場所だった。大宰府を守るべく築かれた「水城」は今年築堤1350年を迎え、注目を集めている。
また大宰府政庁の鬼門を封じる山岳信仰の拠点宝満山や、国宝の梵鐘で知られる観世音寺など見所は多い。
四季の華やかな彩りの中に、古都太宰府の今と昔を綴る。
<議事の概要>
委員からは
・落ち着いた雰囲気で、分かり易く制作されており、エリアの番組としては大変興味深かった。
・正月にふさわしく厳かな流れの中にも、学ぶ点があり、面白かった。
・映像も、(自然を取り入れた)音も、音楽も丁寧に作られておりすばらしいできだった。
・四季折々と時間と空間、流れが円滑で良質なソフトだ。
・とにかく映像が美しく、季節感が醸し出され、雅さも伝わった。
と、高い評価の一方
・素材が多く、エピソードの入り方など、わかりにくいところもあった。
・少々、詰め込みすぎで、もう少し人々の思いも表して欲しかった。
という、意見があった。
制作者は
・新九州遺産は九州沖縄の映像遺産として残したい。
それだけに1年以上もかけじっくりと取材している。
・太宰府は歴史、文化とも話題が豊富で、盛り込みすぎた感はあった。
と説明があった。
<次回開催予定>
平成27年2月17日(火)開催