第694回番組審議委員会を3月18日(火)、RKB毎日放送本社で開催した。
〇番組審議会
<審議委員>
出席委員 8名
上妻正典(書面)、坂本高志、滝本英明、谷口亮、名村知美、橋本道成、浜田真知子、松藤悟(書面)
<放送事業者>
佐藤社長以下 計9名
議題
「在任中に印象に残った番組」
「今後のRKBに望むこと」
「今年一年間の所感」
「新年度に向けての抱負」
3月の番組審議会は令和6年度(2024年度)最後となる締めくくりの回。
今期で退任する1名の委員からは、「委員在任中の2年間の所感」と「今後のRKBに望むこと」を述べてもらった。4月からの新年度も継続の委員7名からは、「この1年間の所感」と「来る年度に向けての抱負」を聞いた。
●退任する委員からは、
印象に残った番組として、 「魚鱗癬と生きる~遼くんが歩んだ28年」、「居場所を求めて~強度行動障害と生きる」「まじもん!福岡えこひいきクイズ」、「ラジオ番組 帰りたいサラリーマン」などがあがった。
いずれも自社の制作番組に対する強いこだわりと情熱を感じる番組だった。
また、今後のRKBに望むこととして、
「ドキュメンタリーのようなRKBらしい番組、「福岡えこひいきクイズ」のような福岡と全国区を融合するような番組を期待している。日本の未来は明るいと思えるような番組、全国に発信する明るく前向きな番組を期待しています」
とコメントがあった。
●継続する委員からは
この一年間の印象として
・RKBが数々のチャレンジングな番組を作っていることを知った。
・地方局でもいろいろなことに挑戦できるという可能性を知った。
・制作者の方と会話することで社内でのきちんとした議論が行われていることや制作するにあたって強いこだわりと熱い情熱を感じた。
といった感想があった。
印象に残った番組として
*「まじもん!福岡えこひいきクイズ」
クイズの公正さを覆して、あえて福岡県民にえこひいきして、QuizKnocに挑むという企画は地方と全国を融合するよい番組で、RKBを代表する番組になると感じる。
*「パリからタダイマ!」
生放送で現地の雰囲気をうまく伝えていて良かった。
地方局でこのような番組が作れるのは素晴らしいことだと思う。
*「ハカタの王様」
県民のあるあるを取り上げたりと県外出身者も楽しく見ることができた。
*「音恵2024」
一時間の番組にこれだけ多くのカメラ、マイク、スタッフが関わっていることに驚いた。
*「独占取材!ピラミッドの常識を覆す3つのカギ」
地方局で長年このようなテーマで番組を作り続けているのは今後の地方局の可能性を感じさせるので、是非今後も続けて欲しい。
*「帰りたいサラリーマン」(ラジオ番組)
若い制作者の強いこだわりと情熱を感じる良い企画だった。
新年度に向けては
・時代に対応すべく変わり続けるRKBの姿勢についていけるよう、一緒に参加しているつもりでコメントしていきたい。
・制作者の情熱に負けないよう自分も提案できるような意見言えるよう頑張りたい。
・地域とか社会に正面から向き合うような番組をこれからも作っていただきたい。
・審議会の進め方を含めてより良い審議会となるように努力していきたい。
といったコメントがあった。