RKB毎日放送株式会社

番組審議会報告

RKB毎日放送番組審議会の議事概要

第623回(平成30年2月20日)
第623回番組審議委員会を2月20日(火)午後2時から、RKB毎日放送本社会議室で開催した。
<出席者>
審議委員……… 大野 繁樹、小田 昌彦 、 坂井 一賀、 佐々木 洋子、庄崎 秀昭、松浦 泰彦、 山本 修司
放送事業者……… 井上社長以下21名

<議題>
①番組審議
ムーブ「金メダルの音が聞きたい」1月28日放送
②業務報告
放送番組種別についての報告
<議事の概要>
福岡県在住の2020年東京パラリンピックでの金メダルを目指す視覚障害者ランナー・道下美里さん(41)を追ったドキュメンタリー。リオパラリンピックから1年半が経った去年の12月。地元・山口のレースで世界記録を狙うまでの軌跡を伝えている。

委員からは
・全編通して、障がい者としての苦労とか悩みが多いなかで、道下さんの笑顔が非常に印象的で、見ている私たちも元気をもらい、勇気づけられ、すばらしい番組だった。
・番組タイトルの「金メダルの音を聞きたい」はいろんな思いが凝縮され、番組自体のよさも相まって、うまくマッチしている。
・困難に対して諦めずに努力することの尊さ、人の温かさ、何よりも親の無償の愛を感じられ、あっという間の30分間だった。
・とにかく明るい彼女が、屈託のないキャラクターで、同じ立場の皆さんの憧れの存在、ということがよくわかる。
・同じ障がいを持つ方々にとっての大きな励みであり、また支えとなっている点など視聴者に伝えたい内容がよく構成されていた。
・30分があっという間に過ぎてプロデューサー、ディレクターの思いが十分にわかる、めり張りのある内容だった。
・何度も絶望の底に突き落とされるが、いろいろな人と出会ったことで、彼女のマラソン人生が切り開かれた様子がドラマチックに伝わる。
・「ムーブ」は地元に密着をしていて、大変良質のドキュメンタリーのシリーズだ。
と高く評価された。
又、
・彼女が果たしてきたものすごいこと。また大事な言葉が散りばめられていて、これが視聴者にうまく伝わったのか、30分ではもったいないと思えた。
・道下さんのレースの履歴とか、これまでの世界記録の状況がテロップで紹介されるとわかりやすかったのでは。
・東京五輪・パラリンピックに向けてまたさらに追いかけて、終わって、金メダルの音はこんなだったという番組を作っていただきたい。
と意見があった。


制作者からは
・道下さんからディレクターが信頼され、道下さんの心を開いて、いろいろ本音で話してくれた。
・タイトルも、番組の最後のナレーションのコメント「美里さん、金メダルに届け」というところも、ぎりぎりまでいろいろ考えて決めた。
・視力が途中で失われていく喪失感、これはやっぱり恐怖感などものすごい事があり、そういった部分がもう少し描ければよかったと思っている。
・エリアで頑張っていらっしゃる方をずっと応援したいという気持ちで、単にスポーツものではなく、どのように社会で暮らして、仕事をして、ふだんの生活でどういうところでご苦労があったということがかいま見える構成にした。
・この先また取材を重ねて、東京パラリンピックの途中過程で、進化する美里さんを追いかけて、さらに深い視点で描いた番組作りをしたい。
と説明があった。


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