RKB毎日放送株式会社

番組審議会報告

RKB毎日放送番組審議会の議事概要

第632回(平成31年1月15日)
第632回番組審議委員会を1月15日(火)午後2時から、RKB毎日放送本社会議室で開催した。
<出席者>
審議委員……… 安部 進一郎、神本 秀爾、木村 治枝、坂井 一賀、都築 明寿香、帆足 千恵、堀江 広重、松浦 泰彦、山本 修司
放送事業者……… 井上社長以下21名

<議題>
①テレビ番組審議
「新 窓を明けて九州」
「復活」を合い言葉に!
~甘木絞りに祈りを込めて~
12月23日(日) 午前10:00~10:15放送
②業務報告
<議事の概要>
(番組内容)
九州北部豪雨をきっかけとして「ふるさと」「祭り」への思いとともに、地元の伝統品「甘木絞り」を通して「復活」を祈る人々を追ったドキュメンタリー。

委員からは
・「新 窓を明けて九州」は昨今の風潮で軽い番組が多い中で、一線を画した良質な番組を生みだしている。
・エリアの視聴者に、地域に住む人にとっての「宝物」を見つけ出し、ふるさとを愛することの大切さを伝えている。
・テーマである「受け継ぐ思い」が良く伝わってきた。
・映像と音楽がすばらしく良く、「美しいものを伝える、奏でる」という番組内容にマッチしている。
・短い尺だが、個人に焦点をあて、ストーリーを作っており分かりやすい。
・復活にかけた情熱、志を丁寧に引き出している。
・甘木絞りの歴史、将来への取り組み、そして九州北部豪雨からの復活と伝えたい事がきちんと伝えられ、短いながらも中身の詰まった良い番組である。
・高校生が受け継ぐ活動は、次の世代に伝えたいという思いと、努力が伝わり感動的だった。
・極めて完成度の高い番組で、そのテーマ、圧倒的な映像美、カットの使い方、人の表情、音楽、構成、に至るまですばらしく、ドキュメンタリー番組というよりも一遍の短編小説のようだ。
・最近の情報はほとんどがSNSやインターネットからだが、このような伝統文化、その継承、課題などは番組でしか伝えられず、そこにテレビ媒体の価値がある。
と高い評価で、さらに
・伝統を受け継ぐ年配のかたと子どもたちの様子は分かるが、その中間の世代が見えなかった。
・甘木絞りが廃れたのは、戦時統制のみならず、時代にそぐわなかったという背景が描かれてないのでは。
・今後、甘木絞りが伝えられ、そのすばらしさがどうなって行くのか、番組をつなげていって欲しい。
・「新窓を明けて九州」はすぐれた内容のものが多く、出来ればアーカイブとして過去の番組も見られるようにすると、取材対象もさらにいかされるのではないか。
との質問、意見があった。


制作者からは
・「新窓を明けて九州」はその前身の番組から50年あまり続く、九州ブロックにとって大切な番組。
・今回は3年前から始まったニュースでのカメラマンリポートの年間テーマ「受け継ぐ思い」から生まれた。
・何度も現場に足を運び、いろいろな話を聞く中で、地域を思う言葉が織り込まれており、それを生かした。
・地域の中には、本当に守っていきたい風景とコミュニティがまだあり、それを表現した。
・撮影は一眼レフの動画機能を使用して、ワンカットの中でメリハリをつけてピントを絞り、見てもらいところに焦点をあてた。

と説明があった。


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