RKB毎日放送株式会社

番組審議会報告

RKB毎日放送番組審議会の議事概要

第634回(平成31年3月19日)
第634回番組審議委員会を3月19日(火)午後4時から、RKB毎日放送本社会議室で開催した。
<出席者>
審議委員……… 安部 進一郎、大野 繁樹、神本 秀爾、木村 治枝、坂井一賀、都築 明寿香、帆足 千恵、
堀江 広重、松浦 泰彦、山本 修司
放送事業者……… 井上社長以下20名

<議題>
①番組審議
世界一の九州が始まる! 「大川のネコ家具できました!!」 2月24日放送
②委員在任中の所感
③業務報告
<議事の概要>
(番組内容)
大川家具で制作されているネコ専用の家具を紹介し、国内だけでなく世界中のネコ好きが注目するネコ家具人気を追った番組

委員からは
・大川家具の優秀さや職人の技術力の高さが良く表現されていた。
・ネコ家具をきっかけとして、こだわりのある家具のすばらしさを気づかされた。
・大川家具を福岡の大切な産業として残して欲しいし、この放送によって携わる人々の力にもなると思った。
・このシリーズは九州でこんなに誇れるひと、企業があることを毎週日曜日に感じて、見た人がもう少し頑張らないといけないと思える番組だ。
・この番組と「窓を明けて九州」は九州各局が制作する魅力ある時間帯だ。
・小粒だけど元気な企業、事業、取り組みを伝えるという、15分では物足りないぐらい良質な番組だ。
・ネコ家具といっても手を抜かない、より手間をかけるというすごさを感じた。
・今後、取材先がその後どうなったのかなど、長く続けていただければ新たな展開も出てくる。

一方で
・ビジネスを題材にしているので、もう少し大川がもつ根本的な課題も示して欲しかった。
・この番組が一番表現したいのがネコ家具か、大川の職人かどちらに重きを置いているのか判然としなかった。
・この番組は見る立場の人の経験値によって分かりやすいか、そうでないのか分かれる。
・大川家具が置かれている状況、背景をもう少し詳しく知りたい。
と意見があった。

また、この番組企画に携わった経験から
・番組審議会の意見は企画の段階では気付かなかったこと、新たな見方も提示されとても大切なものだと分かった。
・九州の誇り、すごさ、力強さ、潜在能力を感じさせ本当にすばらしいエリアであることを毎回感じさせる。

との所感が述べられた。


制作者からは
・今回のテーマは福岡が世界に誇る大川家具のすばらしさを九州・沖縄の視聴者に伝えること。
・大川家具についてはいつ出すかタイミングをはかっていたが、ネコ家具のSNSが広まった事をきっかけにして制作をスタートした。
・厳しい状況を謎解きするといった報道番組ではなく、視聴者に勇気を与えたり、明るい気持ちになったり、ちょっと明日を見るような夢のある方向の番組にしたい。
と説明があった。

また、今回は退任される委員の方にRKBへの意見、任期中の所感をいただいた。
・長く綿密な取材を重ねたドキュメンタリーは大変クオリティが高く感動した。

一方で、バラエティは今ひとつではないかと感じた。
・RKBはイデオロギーに偏らず、かといって面白おかしいほうにも走らず、独自の番組をつくり続けているというイメージ。
・番組づくりは毎日の事で、働き方改革のなかでそれをどう継続して行くのかが、メディアとしての課題である。
・テレビは若い層が見ない状況になっているが、テレビの力はあるんだという事をちゃんと信じていたい。
・力のあるドキュメンタリーが多いので、それらをいかに届けるのか。話題つくりのために放送後ではなく、先にSNSで発信するとか、フックになるものを仕掛けて、若い層に見てもらう工夫をして欲しい。
・これまでのコンテンツ自体は宝の山なので、地方創世、地域活性化などに役立てる方法もあるのでは。
・映像のすごさと、地元の人に食い込む力を見せつけられた。
・RKBという放送局を支えているものはやはり人で、これからテレビは大変な時代を迎えるがそういう人がいれば必ず乗り越えられる。
・いい番組、本当に知って欲しい番組を制作していながら、どうやったらもっとたくさんの人に届けられるのか、これをめざしてゆく事が放送局の使命である。
・RKBが福岡という土地に根ざして、放送業を営んでいる以上、地域の人々、地域のためにという事が第一義として番組つくりにあるべきだ。
・いろいろな企業が地域のために尽くしているが、放送局、なかでも、ひときわテレビの力は期待されている。地域のためにという事があれば、たくさんの方から評価される局になる。
と示された。


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