RKB毎日放送株式会社

番組審議会報告

RKB毎日放送番組審議会の議事概要

第640回(2019年10月15日)
第640回番組審議委員会を10月15日(火)午後2時から、RKB毎日放送本社会議室で開催した。
<出席者>
審議委員……… 神本 秀爾、木村 治枝、都築 明寿香、安部 進一郎、平川 俊介
井上 和久、堀江 広重、松藤 幸之輔
放送事業者……… 井上社長以下22名

<議題>
①番組審議
テレビ番組「たべごころ」
2019年10月5日 17時~放送
②報告 2019年上期 放送番組の種別について
③業務報告
<議事の概要>
毎週土曜日夕方の30分番組で、料理家のコウケンテツさんを中心に当社アナウンサーとのトークを繰り広げる。番組スタート10年を機に中身をリニューアルした第1回目の放送。

委員からは
・作り手の狙いは料理番組ではあるが、おしゃれに気軽に見られるバラエテイだと捉えた。
・料理番組としてもバラエティとしても中途半端だが、夕方に「ながらで見る」番組としては悪くない。
・料理番組としては、幅の広さがあり飽きずに見ることができた。
・出演者2人の関係が、今後どう変化をしていくのか見ていくのも、ファンを引きつける要素になっている。
・料理には興味がなかったが、最後まで楽しく見ることができ、実際に番組通り作ってみた。
・料理以外のキッチン、照明、インテリアがおしゃれで若い人にも興味がもてる番組だ。
・若い主婦層に楽しみながら料理の作り方をみせて、さらに、ライフスタイルを提案しており好ましく見ることができた。
・料理を題材にしたバラエティはトークが大事で、今番組はアドリブもある掛け合いで楽しく視聴できた。
・コウケンテツさんの穏やかなトークとユーモアが、若いアナウンサーを受け止める形で有効に機能している。
・従来の料理番組と異なり、「かっこいい空間」で奥行きを感じ開放感あふれるセットが新鮮に映った。
と評価があった。

一方で
・冒頭のナレーションの「どうでもいい」という通り、どうしてこの素材を取り上げたのかわからないままで「どうでもいい」番組だった。
・レシピのQRコードでは番組トップにいってしまい、その回になかなかたどり着けなかった。工夫をして欲しい。
・番組構成で行きつ戻りつして時系列が分からず混乱した。
・「たべごころ」というタイトルだが、料理以外にも何か伝えたいことがあるのかどうかわかりづらかった。
・料理よりも出演者の掛け合いのおもしろさに重きを置いているようで、見るほうは何をくみ取れば良いのか疑問に思った。
・食べる時間まで間延びして、飽きてしまう事にもなり、手が込んでいる割には構成がずさんな感じがした。
との意見があった。

また、 ・番組PRとしてインスタ映えする画像をのせてツイッターと両方で展開できるように視覚的にも工夫すればどうか。
・料理というジャンルはネットプロモーション、ネットへのコンテンツ展開は大きなチャンスがあるはず。
・福岡の食材や、食器、インテリアも福岡の地元のものを使ったり、カフェとコラボするなど地域らしさを出したらどうか。
・若い人向けには、かわいい盛りつけや食器のおしゃれな使い方などの情報を発信すると良い。
・エンターテーメントは結構どうでもいいことでも大事ではないか。
との提案があった。

制作者は
・料理番組はスマホの動画アプリ普及によって転機を迎えており、厳しい状況に置かれている。
・レシピ、食材を追求する事を一切やめて、料理を真ん中において人と世界をつなぐ番組を目指した。
・「美味しい」という気持ちだけは、世代も、性別も、国をもこえてしまうパワーがあり、料理を入り口にしていろいろな人とつながれるような番組にしたい。
・今後、さまざまなゲストを迎えたいし、VTRは福岡だけではなく、韓国やいろんなところに広げていきたい。

と説明した。

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