RKB毎日放送株式会社

番組審議会報告

RKB毎日放送番組審議会の議事概要

第660回(2021年10月19日)
第660回番組審議委員会を10月19日(火)、RKB毎日放送本社会議室で開催した。
<審議委員>出席委員  5名
青栁 明彦、上符 友則、髙藤 英夫、松本 義人、森野 茂生
      書面講評  5名
井手 健一郎、木下 結香子、小湊 真美、篠崎 香織、濱地 信市
<放送事業者>……… 佐藤泉社長ほか 計11名

<議題>
①社業説明
②番組審議
③業務報告
<議事の概要>
議題 番組審議
「ムーブ 姉妹の絆で5連覇へ ~中村学園女子剣道部~」
9月26日(日)午前5時15分~5時45分 放送
プロデューサー:児玉克浩(スポーツ部長)
ディレクター:宮里文人(スポーツ部)

福岡市の中村学園女子高校剣道部は、部員全員が寮生活を送り、姉妹のような関係を築く。去年のインターハイは新型コロナの影響で中止となった。そして1年後、新たなチームは大会が開催されることへの感謝を胸に、稽古に励んだ。中村学園女子剣道部の“姉妹の絆”で挑む2年越しの団体戦5連覇への日々を追った。

委員からは
・全体的に凛と引き締まった感じがした。臨場感あふれる映像が印象に残った。
・コロナ対策で試合会場にも行けない部員の想いなどもよく分かり、最後の決勝戦の試合は、ライブのような気持ちで思わず応援せずにはいられなかった。
・十分な練習ができない、試合ができない、そしてインターハイが中止になるなど、通常と異なる環境で、彼女たちは本当によく耐え頑張ったと思う。チームメイトの絆の深さは印象的だった。
・「剣道は相手を思いやるスポーツ」。剣道を通じて、彼女たちも相手を思いやることを忘れることなく、そして前向きに笑顔でそれぞれの人生を歩んでほしいと思った。
と、評価する意見があった。

一方で、
・感情移入しつつも、痛みをこらえてまで試合に出場するべきなのか、それぞれに選手生命があるとして、今、無理をして試合に出場することが、その人の人生にとって本当に最良の選択なのかなど、どこかでスポーツに打ち込む子供を持つ親の目線としても見た。
・「1年に休日は7日」という紹介があったが、否定的に受け止めるような視聴者がいてもおかしくないなと思った。このことをどういう文脈で紹介するのか、もう少し慎重であってもよかったのではないか。
という意見があった。

制作者は
・新型コロナウイルスで全国一斉に休校要請がなされたことをきっかけに取材を始めた。1年半という長い期間取材したものを30分にまとめる中で、言葉足らずになった部分があったと反省している。
・「縦の上下関係も横のつながりも、全て人間としての自分の財産になる。ただ、勝利することだけを求めていない」という監督の思いを1年半近い取材の中で感じた。
と、説明した。
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