福岡都市圏のタクシーが初乗り運賃を“値上げ”670円が上限に
九州運輸局は福岡都市圏で営業するタクシー事業者について運賃の改定を認めました。今年8月から初乗り運賃が100円ほど値上がりします
初乗り570円→670円に改定
運賃の改定が認められたのは福岡市や春日市、糸島市、それに糟屋郡など福岡都市圏のタクシー事業社89社です。現在、多くの事業者が導入している運賃設定では、普通車の初乗り運賃が現行の570円から670円に改定され100円上がります。また、221メートル走るごとに60円加わる今の料金体系は268メートルごとに80円と改定されます。
タクシー事業者は約10%増収へ
九州運輸局によりますと今回の運賃改定でタクシー事業者の増収率は平均で10・44%となる見込みで各社に対し、運転手の賃金など労働条件の改善につながるよう指導するとしています。福岡市都市圏のタクシー会社が運賃を値上げするのは約2年半ぶりで、新しい運賃は、8月1日から適用されます。
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