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まだまだ続く、令和の「昭和レトロブーム」! 昭和の何がいいの?昭和のどこが「エモい」の?

暮らし

あいあい

日本の元号の1つ、「昭和」。

1926年12月から1989年1月までの62年間を昭和時代と呼び、また昭和は日本の元号の中でも最も長く続いた時代でもあります。

この62年間を一言で表現するには大変難しい時代でもあると思いますが、令和の若者は昭和時代に憧れている人も多く、「昭和に生まれたかった」「昭和が好き」そんな声も多く聞かれます。

昭和生まれの人間からしたらきっと、「いったい何が?」とクエスチョンマークが浮かぶ人も多いはず。

現代は空前の「昭和レトロブーム」、今回はそんなブームの背景を探っていきたいと思います。

「昭和」って、どんな時代?

昭和の始まりは、1926年。昭和元年と言われたこの年は、日本の歴史でいうと日本放送協会(NHK)の設立、明治製菓が明治ミルクチョコレートを発売した年でもあります。

62年という日本の元号で最長期間でもある「昭和」ですが、前後の「大正」や「平成」とは対比できないほどの大きな出来事があった時代でもあります。

昭和時代を象徴する出来事、それは太平洋戦争です。

1941年から始まった太平洋戦争は、1945年の終戦を迎えるまでに多くの死者、多くの損害、言葉では言い尽くせない苦しみや悲しみをもたらしました。

終戦記念日でもある1945年8月15日以降、言わば戦後と呼ばれる日本はインフレや食糧難、生活難など様々な問題に直面しましたが、10年後の1955年~1973年の約20年に渡り、一気に「高度経済成長期」に突入します。

この20年間で重化学工業の技術革新や国内市場の拡大、石油の輸入や輸出の拡大など、経済成長率は年平均10%近い水準で推移。途上国から、一気に先進国の仲間入りを果たしました。
 

実は日本の人口の約7割が「昭和生まれ」

一言に「昭和時代」といっても、62年とかなり長いです。2023年時点の年齢で言うと、97歳から34歳が昭和生まれにあたります。

総務省統計局のデータによれば、2020年時点で明治・大正生まれの人口は114万1千人(総人口の0.9%)、昭和生まれの人口は9043万6千人(71.7%)、平成生まれの人口は3421万人(27.1%)、令和生まれの人口は38万人(0.3%)と、日本人の約7割が、昭和生まれということになります。

またその中でも、戦後に生まれたのが77歳から34歳。日本の高度成長期以降に生まれた人がほとんどです。
 

昭和にあこがれを抱くのは、主に平成生まれの「Z世代」たち

昭和レトロブームは2000年代初頭から徐々にはじまったと言われています。

このブームの火付け役は、令和の若者こと、Z世代(1997年~2012年生まれ)たち。

この世代は別名「デジタルネイティブ世代」とも呼ばれており、生まれた時からインターネットに触れている、人類史上初の世代でもあります。

Z世代が「デジタル」であるのなら、昭和世代は「アナログ」。

アナログってなに?昭和ってどんな時代だったの?そういったZ世代の探求心からはじまり、デジタルネイティブ世代特有の情報能力、そうです、インターネットやSNSを活用し、昭和について多く検索され、それが昭和レトロブームへと発展したのです。

2021年11月4日発売の日経トレンディ2021年12月号内、2021年ヒット商品ベスト30では堂々の4位に昭和レトロブームが選ばれています。

ここでは日経トレンディ内で紹介された、昭和レトロブームの代表的な4つを紹介します。

商店街や遊園地などの、「ノスタルジー施設」


どこか懐かしい、昭和の雰囲気漂う商店街や昭和から営業を続けている昔ながらの遊園地などが、Z世代の心を揺さぶるようです。

飲み屋街が軒を連ねる、「横丁」


昭和世代にはお馴染みの「横丁」。居酒屋やスナックを中心に様々なお店が立ち並ぶ「横丁」の風景も、Z世代には物珍しいようです。

石塚硝子や象印マホービンなどの、「レトロ雑貨」


レトロ雑貨といっても幅広いのですが、昭和喫茶などでよく見かけるグラスや学校や遠足で持参していたマホービンも、昭和レトロに入ります。

1980年前後にヒットした音楽、「シティポップ」


「シティポップ」に至っては日本のみならず全世界で人気爆上がり中。1980年前後に日本で制作された音楽の中でも、欧米の音楽の影響を受けたものが人気の中心と言われており、山下達郎や竹内まりや、角松敏生、大貫妙子、大瀧詠一などの作品が特に人気のようです。



いかがでしたか?

この記事を読んでいる人のほとんどが“昭和生まれ”だと思いますので、Z世代に紹介したい、昭和レトロなものを沢山お持ちの方も多いと思います。

そんな日本の昭和レトロのコト・モノを、Z世代たちは『エモい』と呼びます。

エモいの語源であるエモーショナルは、直訳すると“感情に訴える様”という意味。

しかしながらZ世代たちは『エモい』を、“どこか懐かしい”や、“なんかノスタルジック”、という若干曖昧さも入ってますが、そのような意図で使うようです。

まだまだ続く、昭和レトロブーム。日々の生活の中で、『エモい』ものを探してみませんか?

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この記事を書いたひと

あいあい

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福岡の情報誌や沖縄のWEBメディアの広告営業等を経て、フリーランスに。現在はフリーの広告代理店として、飲食店や企業等の集客支援を行う。趣味は食べ歩き、訪れた飲食店は5,000件以上。