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「2024年問題」輸送力不足をどうする? 鉄道や船に転換へ促進訴え

トラックドライバーの時間外労働を規制する「2024年問題」で輸送能力の不足が懸念される中、鉄道コンテナの利用を増やすための勉強会が開かれました。

◆ドライバーの時間外労働に上限
福岡県北九州市門司区で開かれた「鉄道コンテナ利用促進セミナー」には、運送事業者など約30人が参加しました。2024年4月からトラックドライバーの時間外労働の上限を設けるいわゆる「2024年問題」で輸送能力の不足が懸念されています。

◆鉄道や船による輸送が鍵に
対策として、国はトラックの輸送から鉄道や船を使った輸送に転換する「モーダルシフト」を進めています。鉄道を使った輸送は、中・長距離に強いものの、ダイヤに縛られることや自由に集荷や荷下ろしができないとされていて、トラックが利用される傾向にあります。九州運輸局は、「モーダルシフトの取り組みは輸送力不足の解消に向けて必要不可欠な取り組み」として利用の促進を訴えました。

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