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北九州市の財界の“目線”は?「インフレにもっていく重要な年」「勝たないと生き残れない」「安全運航」「地方の足を守る」

福岡県北九州市で9日、地元企業のトップが顔をそろえる賀詞交歓会が開かれました。企業のトップは、今年をどう展望しているのでしょうか?

賀詞交歓会に1000人が参加


 

北九州商工会議所・津田純嗣会頭「今年最大の目標は、回り始めた経済の好循環の歯車をさらに前進加速させることであります。皆さんもっと儲けましょう、そして賃金を上げましょう」

 


北九州市のホテルで開かれた北九州商工会議所の新年賀詞交歓会には約1000人が参加しました。参加した地元企業のトップに今年のキーワードを聞きました。

 


TOTO・清田徳明社長:
「昇という字です。物の値段も適正にデフレから持続可能なインフレにもっていく、今年非常に大事な年」

 

 

安川電機・小笠原浩会長:
「混乱の混、混じるという。勝たないと生き残れないという状況が、今から来るのではないかな」

運輸業界からはライドシェア慎重論

羽田空港での事故や、ライドシェアが4月に導入されることを受けて運輸業界からは慎重な声が聞こえました。

 

 

スターフライヤー・町田修社長:
「事故を起こさないためには着実に確実に業務をこなして、安全運航をちゃんとやっていきたい」

 

 

第一交通産業・田中亮一郎社長:
「僕らは今までやっていたように地方の足というのをしっかりこれ以上に守っていかないと、もうそれしかないです」

 

 

攻めの姿勢あり、守りの姿勢あり、北九州経済界のトップ達はそれぞれに今年の経済、社会の動向を見据えていました。

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