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明治時代の「旧門司駅」の遺構、今年4月から一部を移築保存へ

JR門司港駅近くで見つかった明治時代の「旧門司駅」の遺構について、北九州市の武内市長は来年度から一部を移転して保存していく考えを明らかにしました。

出土した赤レンガは明治時代の機関車庫の基礎部分


この遺構は、複合施設の整備事業に伴いJR門司港駅の近くで見つかったもので、明治時代の1891年に開業した旧門司駅の遺構とみられています。このうち、出土した赤レンガは当時の機関車庫の基礎部分とみられています。武内市長は25日の定例会見で、今年4月から遺構の一部を移転して保存する作業に取り組む考えを明らかにしました。

北九州市 武内和久市長「出土した鉄道遺構のうち、土木の歴史を顕著にあらわす部分を切り出して、移築保存をいたします」

遺構の移転先については、門司港駅の周辺で検討しているということです。

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