受験と生理が重なったら…「痛み」「出血の漏れ」不安にさらされてきた女性たち 国は「生理も追試の対象に」
入試の季節、全国各地で高校や大学入試が続きます。国は去年、生理で受験ができなかった生徒を高校受験の追試の対象とするよう各都道府県に通知を出しました。多くの女性たちが悩まされてきた特有の体調不良。受験現場でも、理解と配慮が進む契機となるでしょうか。
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生理の悩みどうすれば・・・医師は
産婦人科の医師は生理に伴う悩みは早めに相談してほしいと話しています。
福岡県産婦人科医会 福岡ブロック会 福嶋恒太郎 会長
「普段から困っている方は低用量ピルを使って簡単に月経移動できますが、薬ですのでムカムカしたりという症状もでます。直前になると選択肢が狭まりますので、早く相談していただいた方が良いと思います」
受験でも男女格差の是正に期待
福岡県のほか佐賀県も、これまでも「生理」を体調不良のひとつとして追試を認めていますが、全国的にみると対応にばらつきがありました。今回の国の通知を受け、受験機会の確保と男女格差の是正に配慮が広がることが期待されています。
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