福岡の北九州市が「さし盛り」で日本一の理由とは?&ホンネでおしえて!福岡のハズさない店
目次
福岡県民が日常生活を送るうえで「知っているつもりで、実は知らなかった」ことを徹底調査。福岡県民のホンネを吸い上げる新番組「ハカタの王様」。ゴリけんと中上真亜子をMCに、福岡の「リアルすぎるホンネ」を探ります!
今回は、高尚なイメージのあるお坊さんのホンネをリサーチ。そして、北九州市が消費額日本一という「さし盛り」について深堀りしました。さらに、初回でも取り上げた「ホンネでおしえて!福岡のハズさない店」も紹介!
北九州市は「さしみの盛り合わせ」購入金額が日本一
福岡の名物といえば新鮮な魚! 実は「さし盛り」購入金額が日本一なのが北九州市で、1世帯の年間平均は7,148円(※)。
※出典:総務省統計局『家計調査』(2人以上の世帯)対象は都道府県庁所在地・政令指定都市
なんと、魚を見ながら魚を食べるお店まで登場しました。
「玄界灘」「関門海峡」「周防灘」の3つの海に囲まれた北九州市には、魚介類が豊富にそろいます。小倉の商店街にある「活鮨の虎」(小倉北区魚町)は、仲卸直営の回転すし店。「うおism」(小倉北区魚町)には「寿司ドッグ」(399円)というメニューまで存在します。
親子代々続く「魚処やました」(小倉北区三郎丸)の店主・山下芳樹さん。お店で販売するさし盛りの中で最も大きなサイズは約1万6,000円(※内容は仕入れによって変わります)。
「週に何度かさし盛りを食べる」という常連さんたちも多数。日常は「さしみパック」、人が集まるときは「さし盛り」という北九スタイルが明らかになりました。
「旬彩創菜Route590」(八幡東区中央)で見つけたのは、テーブルの中央を彩るさし盛り!豪華な「さしみ盛り合わせ」(約5,000円)が名物です。
福岡県筑紫野市出身の店主・中畑次郎さんは、最初に北九州に来て師匠のさしみを食べたとき、魚のおいしさに驚き、飲食店を始める決意をしたそうです。
鮮度、種類の豊富さ、鮮魚店の技術。さまざまな観点から真相に迫ろうと訪ねたのは、北九州市役所の水産課・仰木雅也さん。鮮度が良い理由は「釣りものが多く市場に集まるから」と仰木さん。
「釣り」「タコ壺」「はえ縄」といった、魚に傷をつけない伝統的な漁法でとれる魚が多いため鮮度が良いものが市民に届き、結果としてさし盛りの購入金額が多いのでは、と語ってくれました。
実は、どのタイミングでどのさしみを食べるかで人間性が出る?!
実際に、まちの飲食店でいくつかのグループに試してもらうと…それぞれいろんな主張や考えがあり、案外盛り上がることがわかりました。
ホンネでおしえて!福岡のハズさない店
街行く人々に、福岡のハズさないおすすめ店を聞きました。
釜山亭 天神店(福岡市中央区天神)
全品食べ放題の「サムギョプサルコース」は2時間で1人3,100円(※ワンドリンクオーダー制)。スタッフさんがおいしく焼いてくれます。
満月堂(福岡市中央区今泉)
中央区今泉にあるおでんの店。注目は「不思議おでん」。「バターフランスパン」(440円)や「なっとう」(440円)など変わり種のおでんを提供しています。
さらにおすすめなのは「おでん出汁のチーズリゾット」(1人前1,250円、注文は2人前~)。チーズの器のなかで、熱々のチーズと出汁、ごはんが絡み合います。
ちんぷんかんぷん博多 ハナレ(福岡市博多区博多駅前)
人気焼き鳥店でのおすすめは「ハツ」(1本165円、注文は1人1本まで)。ぷりぷりの触感がたまらない!
白金茶房(福岡市中央区白金)
クラシックなパンケーキにプリンがのった「プリンとバニラアイスのパンケーキ」(1,400円)が美味!
Ki・Kura(福岡市博多区博多駅東)
「はかた近代ビル」の地下1階にある居酒屋。「長崎ちゃんぽん」(780円)や「刺身盛り合わせ」(980円)が楽しめます。
咖喱時々珈琲ナミヒラ(福岡市中央区大名)
「本日の一皿」は1,600円~。「本日の焼き菓子」(450円~)や「なめらかプリン」(450円)などスイーツも絶品だそうです。
伝説のすた丼屋 福岡天神店(福岡中央区天神)
「すた丼」は味噌汁と生玉子付きで830円。ニンニクが効いていて、疲れたときにぴったりとのこと!
博多ごまさば屋(福岡市中央区舞鶴)
「本日の丼定食」はごまさば付きで1,300円(※仕入れによって内容が変わります)。ボリュームも満点です!
まだまだたくさん「知っているようで知らない福岡」がありそう! 次回もお楽しみに。
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