#4 いつも月よに米のめし
「呑みくじ!!!あるやん!!!」
田中健二さんの元気な第一声。
黒伊佐錦の大きなボトルも鎮座していて、思わず写真を撮る田中さん。
開店1年、既に黒伊佐錦の聖地と化しつつあるお店「いつも月よに米のめし」さんにお伺いしました。
店長の渡司(わたし)さん、ちょっと緊張気味で、インタビューを受けた後、「いきなり始まるんですね!」とびっくり。ラジオですもん、そんなにスタンバイには時間をかけません!(本音:早く乾杯したいし…)
年末年始も休まず営業(しかも朝6時まで!)。
そう、ここは営業時間が長いことでも知られる、とことんお客に寄り添ったお店なのです。
そう書いているうちに…出汁の素晴らしい香りが…
一品目「とりの手羽先と大根のだし煮」。いやもうたまりません。
店員の大坂さんが「ぐつぐつホロホロですよ~」ともってきた理由が後からわかりました。
土鍋でぐつぐつ出てくるこのビジュアル。一人分でももちろんこの土鍋で出てくるんです。
大根の出汁の染み具合といったら…寒くなっている昨今、本当に重宝されます。
なんと10時間も鳥・大根で炊いているそうです。
ということなので…田中さんが手羽を持った瞬間・・・えええ!!???
なんと骨をつまんだ瞬間に崩れ落ちる鶏肉。もはやホロホロ、という表現では足りません。
渡司店長曰はく「煮物は忍耐」。黒伊佐錦は当然あうに決まっています。
形態としてはお寿司居酒屋ですので、お寿司に外れはありません。
出していただいた「いつも月よに米のめしの巻きずし」は当然絶品!
新鮮なお刺身を漬けにして、巻き込んであります。飲みに行った締めで、巻きずしだけ食べて帰る人も結構な人数居るとのことです。
遅くまでやっているお店ですので、飲食店をやっている方々が仕事を終えて飲みに来る場所にもなっているとのこと。
要は「飲食店の楽屋」みたいなお店になっているようですね。
ちなみに店名の由来は、「人はお米と月夜さえあれば満足に暮らせる」という故事と、そういう当たり前のことに感謝しよう、という心構えから来ているそうです。
#4 いつも月よに米のめし
〒814-0011 福岡県福岡市早良区高取2丁目18-6
藤崎センタービル 106-1
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