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河合郁人が糸島を巡る!「河合、福岡知っとーと!?」

福岡初心者・河合郁人ならではの視点で、地元民では気づかなかった福岡の魅力を再発見する「河合、福岡知っとーと!?」。サポートするのは高田課長です。
 

今回の舞台は、イギリスの情報誌が選ぶ「世界で最も魅力的な小都市」世界第3位に輝いた糸島。さあ、どんな情報が飛び出すのでしょうか。

糸島愛が詰まった商店街「前原名店街」へ


地元の方々に愛されている「前原名店街」。唐津街道の宿場町として栄え、創業100年を超える老舗が数多く残ります。

新スタイル駄菓子屋トムソー屋(糸島市前原中央)


最初に向かったのは、2022年にオープンした令和生まれの駄菓子屋さん。地元だけではなく、イベントやお祭りにも出店しています。

もともと、昭和の頃は駄菓子屋が4軒ほどあったそうですが、時間の流れでどんどん減っていき、子どもの居場所がないと感じた店長さん。「地域に子どもが戯れる場所があったら…」との思いで、駄菓子屋をオープンさせたそうです。


店内には、駄菓子コーナーの他に子どもたちが宿題をしたり自由に落書きを楽しんだりできるカウンターも設置しています。

糸島の顔がみえる本屋さん(糸島市前原中央)

実は、「トムソー屋」の店長さんは、1棚ごとにレンタル(1棚レンタル月額1,500円~)し、自分の好きな本を好きな価格で販売できる一風変わった本屋さんも運営していました。

天平工房(糸島市前原中央)

博多人形の制作や展示販売をしている「天平工房」。人形作家の小田謙二さんは、博多人形だけではなく一品物の人形も手掛けています。


小田さんが言うには、福岡城の鬼瓦から焼き物づくりの技法を学んだ職人が、藩主に献上したのが博多人形の始まり。小田さんとのおしゃべりに花が咲きます。

暮らし工藝舎(糸島市前原中央)

糸島のリフォーム会社が「暮らしを楽しく彩る」をテーマにキッチン雑貨や掃除用具をそろえる「暮らし工藝舎」。店内には掃除グッズやキッチン用品など、約600種類のアイテムが並びます。

なんと、店の前には熱々のやきいも(100g180円)も販売しています。大分県豊後大野市のブランド「はるか姫」を使ったやきいもは、甘くてトロトロ。地元の子どもたちにも大人気の商品です。

さらに、そのやきいもを1日冷凍させて揚げた「あげいも」(100g260円)にも注目。冷凍することで余分な水分が飛び、うまみが凝縮されています。

まんまる食堂(糸島市前原中央)

カレーが名物の「まんまる食堂」。店内には、たくさんの子どもたちからの御礼の手紙があり、地元に愛されている様子が伝わってきます。

ユニークなのは、来店したお客が子どもたちのために200円で購入できる「みらいチケット」という取り組み。購入した「みらいチケット」は店内に掲示し、子どもたちはそのチケットを使って無料でカレーが食べられる仕組みです。

店主の森裕美さんが作るカレーは糸島産の材料にこだわっているのが特徴で、人気ナンバーワンは「糸島豚のカツカレー」(950円)。

今回は、特別に「みらいチケット」で提供される「子どもカレー」も試食。タコさんウインナーが2本ものっているだけではなく、ボリュームも満点です。店主の森さんいわく、毎日来る子もいるので時にはオムライスを提供することもあるそう。

現役九大生がオススメする!最強コスパグルメはココだ!


東西3km、南北2.5km、広さ272haと、単一キャンパスとしては国内最大規模の「九州大学 伊都キャンパス」。現役九大生たちに、おすすめのグルメを聞いてみました。

まんぷく一本 家又家(福岡市西区)

九大から徒歩5分の場所にある食堂。人気は「チキン南蛮定食」(780円)で、ご飯は大盛り無料なのもポイントです。午後10時30分と、遅めの時間まで営業しているのがありがたいそう。

ビバーチェ食堂(福岡市西区)

九大から徒歩7分の「ビバーチェ食堂」は定食メニューが豊富で、なかでも「から揚げ定食」(750円)がイチオシ。ご飯の量は小・中・大から選べます。

ラーメンファミリー(福岡市西区)

なかでも、多くの九大生からラブコールがかかったのが「ラーメンファミリー」です。昼は土木関係者、夜は部活終わりの九大生が足繁く通う人気店。

腹ペコ九大生たちを虜にする最大の理由は、なんと言っても量。定食メニューに+70円でご飯が大盛りになる「大めし」は約2.5合(800g)あるというから驚きです。お米は1日に約30kg炊くという話も……。

店名は「ラーメンファミリー」ですが、九大生から人気が高いのは「チキンカツ定食(大めし)」(870円)。手のひらサイズあるジューシーなチキンカツに、こんもりと盛られた白米は圧巻のビジュアルです。

ボリューム満点なら「大盛焼きめし」(850円)も負けていません。味がしっかりと絡みついた焼きめしは、スプーンが止まらないおいしさです。

糸島市民の台所「伊都菜彩」(糸島市波多江)

1日約3,000人が来店する産直市場「伊都菜彩」は、糸島市民の台所。糸島産の青果や鮮魚、精肉、花など、なんでもそろいます。

旬のいちごは、17品種が並んでいます。「星の煌めき」は水分がたっぷりでジューシー。桃の香りがする「桃薫(とうくん)」もおすすめです。
※特別に店内で試食をしています

トマトもずらり。お客さんがおすすめしてくれた「アイコ」は、実がパリッとはじけるおいしさです。

福岡に来たからには、エゴノリという海藻を原料とした博多の郷土料理「おきゅうと」を食べないわけにはいきません。「伊都のおきゅうと」(250円)で、河合郁人も初体験です。

ポン酢をかけると、さらに美味。海苔の風味が口いっぱいに広がります。つるつると啜れるので、朝食にもぴったり。

あっという間に1パック完食してしまいました。

さらに「伊都菜彩」と言えば、開店後すぐに完売する惣菜コーナーも見逃せません。7種類の惣菜の中でも、人気は「牛肉コロッケ」(154円)です。じゃがいものほっくりとした食感とお肉のスパイシー感がたまりません。

河合郁人、糸島を語る

最後は糸島の海沿いにある「Beach Cafe SUNSET」で乾杯。
 

これまで、糸島といえば海や“映えスポット”のイメージが強かったという河合郁人。しかし、今回の取材で人の温かさを感じ、ますます糸島の魅力を知ったと話します。


まだまだ魅力が眠る糸島を、ぜひ散策してみてください!

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