今日感テレビ│月~金 ごご1時55分

【特集】鳥獣ハンターが里山を救う!? 自然素材の有効活用!里山資源で地域を活性化

おすすめ情報 話題・人

福岡県新宮町の地域おこし協力隊として、主に山間部の活性化を担当する小島慎太郎さん。
「地域おこし協力隊」とは、人口減少や高齢化が進む地方に住み、地域の課題解決や活性化を行う制度で、小島さんは2017年から参加しています。
増えすぎてしまったシカやイノシシといった野生鳥獣が、農作物を食い荒らしてしまう「鳥獣被害」は非常に深刻な問題となっていて、猟師である小島さんはその問題の緩和のため鳥獣の個体数を減らす仕事を主に行っています。

そんな中、昨年小島さんが立ち上げた「わなシェア」は、約20人のグループで3カ月でわな漁を行うプロジェクト。見回りや解体など、個人の負担を軽減させるだけでなく、初心者はプロから猟に必要な技術を学ぶことのできる非常に有意義な活動です。狩猟免許保持者は増加傾向にあるものの、実践の経験がない人が多く、経験の場にもなり、また狩猟免許がなくても参加OKということで、ジビエ料理を食べてみたいという人が参加するなど、参加理由も世代も様々!小島さんは「参加することで鳥獣問題に興味をもつきっかけになれば」と話します。

◆わなシェア
HP:https://fukuoka-trap-sharing.com
※新型コロナの影響で現在募集見合わせ中
わなシェア←検索

それでもまだ食肉に加工されるのは2割程度で、8割が山に廃棄されています。食肉の加工後の内蔵や皮はほとんど捨てられているという現状がある中、小島さんがその現実を変えたいと立ち上げたのが、シカ革製品のブランド「YAMABITO」。
小島さんの思いに深く共感したたくさんの仲間のおかげでカタチになった「YAMABITO」。そのYAMABITOの革のなめしと染色を担当する「タツノラボ」の佐々木さんは“小島さんには自然と都会を繋ぐ架け橋になっていってほしい”と語ります。

・シカ革L字ミニウォレット・・・1万6,800円

◆シカ革製品のブランド YAMABITO
※オンラインショップも開設
☆YAMABITO Instagram:yamabito__official

最初は趣味で狩猟の世界に入った小島さんですが、鳥獣にとどまらず山の問題や地球温暖化の問題にも目を向けています。使われていない国内の自然を活用することで海外の自然への負荷を下げ、ゆくゆくは世界の環境問題に取り組んでいくことを目指しています。そのためにも今後はシカ革にとどまらず、間伐材などあらゆる自然の資源を製品化して、里山の活性化をアピールしていきたいと目を輝かせます。