新 窓をあけて九州 毎週日曜 午前10時放送

11月17日(日)の放送内容

つなげ!大人歌舞伎

宮崎県北部に位置する人口約4,000人の小さな町、日之影町。その大人(おおひと)地区に300年以上に渡って継承されてきた伝統芸能がある。
それが『大人(おおひと)歌舞伎』。九州に唯一残る、農村歌舞伎だ。
その伝統を守り続けているのが『大人歌舞伎保存会』。高齢化が進み、一時は
存続も危ぶまれたが、最近になってこの伝統を後世につなげたいと、若い世代が立ち上がり始めた。そのうちの一人、甲斐優人さん(30)。人前で芝居をするのは恥ずかしいと、昔は歌舞伎に抵抗があったが、その魅力に気付き、大人歌舞伎保存会のメンバーに。祖父・故 春男さんは大人歌舞伎の看板役者を務めていた。
父・寿文さん(62)も保存会に入り、3代に渡って大人歌舞の舞台に立つ。
『大人歌舞伎』の演目のレパートリーは約15演目。プロが演じる歌舞伎と同じものだ。一説によると地方の農村歌舞伎が江戸に伝わったともいわれている。
『大人歌舞伎』の見どころの一つが衣裳や小道具。中には100年以上前の物も残っている。現在、春と秋の年2回公演されている『大人歌舞伎』。
地元はもちろん県内外から観衆が訪れる。大人歌舞伎の魅力、そして歌舞伎を
受け継ぐため立ち上がった甲斐さんらの奮闘を描く。
(製作:MRT宮崎放送 / 吉村 伸生)

11月10日(日)の放送内容

海を滑走!鉄人ポストマン

「いらっしゃいませ!こんにちは!」大分県杵築市の小さな郵便局で局長を務める黒石勇次さん(53)。柔らかな笑顔が印象的な男性だが、もうひとつ別の顔を持っている。ひとたび海に出るとウインドサーフィンの選手に変身!
「初めて乗った時、波に揺られながら見た景色が最高だった」と語る黒石さん。19歳で競技に出会い、34年たった今でも現役を続けている。これまで国体に20回出場し、入賞6回、最高成績2位と実績も十分。さらに毎日10キロのジョギングに加え、地元駅伝チームに所属し、フルマラソンにも出場するなど、陸上でも体を鍛え続ける日々。家族は妻と2人の子ども。共に暮らす23歳の娘は「暇さえあれば体を鍛えている。家にいる方が珍しい」と話す。どうしてそこまでストイックになれるのか。その背景には、11年前、地元大分で開催された国体での悔しい思いがあった。そして今年も国体の季節がやって来た!
自身21回目の舞台は茨城県・霞ヶ浦。東京の大学に通う息子も応援にかけつけ、国内最高峰の舞台に挑む。目指すは入賞8位以上、そして自己最高2位を超える成績へ!風を操り、海を滑走!第一線で活躍を続ける鉄人の挑戦を追った。
(製作:OBS大分放送 / 高橋 宏明)