「育児ストレスをつのらせた犯行」母親に懲役6年の判決~生後3か月の息子「暴行死」

おととし、福岡市東区で生後3か月の息子に暴行して死亡させたとされる母親の裁判員裁判です。福岡地裁は「育児などのストレスをつのらせた犯行で、酌むべき事情は見当たらない」として、懲役6年の判決を言い渡しました。

判決によりますと、母親の清尾風花(せいお・ふうか)被告は、おととし6月に福岡市東区の自宅で、生後3か月の息子をベビーベッドに放り投げて頭部を打ち付けるなどの暴行を加え、外傷性脳損傷で死亡させました。

裁判では、清尾被告は一貫して黙秘していて、警察の捜査段階で事実を認めていた供述の信用性が主な争点となっていました。

29日日の判決で、福岡地裁の鈴嶋晋一裁判長は「体験したものでしか語りえない内容を詳細に述べており、供述は信用できる」として、起訴内容を認定しました。

その上で「育児などのストレスをつのらせた犯行で、ストレスの対処能力が低いとしても、支援を求めるなどの適切な方策を取っておらず、酌むべき事情は見当たらない」などとして、求刑通り懲役6年の判決を言い渡しました。

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