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西九州新幹線「かもめ」に一足早く乗ってみた 「シートは?」「揺れは?」武雄温泉~長崎9月23日開業

9月23日(金)に開業する西九州新幹線、報道関係者を対象とした試乗会が開かれました。特急から新幹線への乗り換えを含め、博多から長崎までの所用時間は最速1時間20分となります。

 

◆西九州新幹線に試乗!

RKB堤千春「武雄温泉駅です。ここで特急から新幹線に乗り換えて、長崎駅までを最短23分で結びます」

海外メディアを含む約140人の報道陣は、在来線特急の「リレーかもめ」で武雄温泉駅に到着すると、同じホームに待機していた新幹線「かもめ」に乗り継ぎました。その距離約10メートル、あっという間に移動できます。

RKBヘリコプターから武藤繁カメラマン「西九州新幹線かもめが長崎を目指し、武雄温泉駅を出発しました」

最新型の「N700S」をベースとした新幹線「かもめ」は、佐賀県の武雄温泉駅と長崎駅の間約66キロの距離を最高速度時速260キロで走行します。

 

◆西九州新幹線の車両内部は?

RKB堤千春「こちらは指定席です。2席ずつの配置になっていまして、シートはかなりゆったりしていて足下も広々としています。ほどよいクッション性があるシートなので、揺れを軽減してくれているような気がします」

1~3号車まで指定席のシートは、菊、獅子、唐草と、車両ごとにデザインが異なっています。一方、自由席は黄色で統一されていて、明るく落ち着いた雰囲気となっています。また、すべての席にコンセントが備えられていて、スマホの充電やパソコンの利用に役立ちます。
全長約66キロのうち6割程度はトンネルですが、嬉野温泉駅と新大村駅の間では車窓から大村湾や茶畑を望むことができます。

 

◆博多~長崎駅は最速1時間20分

RKBヘリコプターから武藤繁カメラマン「「西九州新幹線かもめが、長崎駅へ入っていきました。武雄温泉駅から約30分で長崎に到着です」

今月23日に開業する西九州新幹線「かもめ」。博多と長崎の所要時間は乗り換え時間も含めて最速1時間20分、佐賀と長崎は44分と、現在より30分ほど短縮されます。

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