“ガクチカ”問われ戸惑う学生 コロナ下で“学生時代に力を入れたことは?”

「学生時代に力を入れたこと」を略して「ガクチカ」と呼ぶそうです。来年の春に就職活動を迎えるのは、新型コロナの影響で学生生活を大きく制限された学生たち。「ガクチカ」を問われると戸惑うこともあるようです。

学生時代に力を入れたことは?

福岡大学キャリアセンター事務室 菊池慧さん「就活不安な人いますか?(学生全員の手が上がる)」

福岡大学で28日に開かれた就職活動のワークショップです。

学生「アルバイトに行く前に復習して、きょうはこれに気をつけようと考えて・・・」

就職活動でかなりの確率で聞かれるのが、学生時代に力を入れたこと、いわゆる「ガクチカ」です。しかし、就職活動を控えた大学3年生は、入学時から新型コロナの影響を受け、学生生活を大きく制限されてきました。「ガクチカ」と言われても・・・

学生「(Q学生生活で経験したことは?)うーん」「新型コロナで学校に行けない日が多くて、サークルや部活に入るのが例年より難しかった。人と話すことが少なかった分、学生生活で何をやってきたのかを書くガクチカが難しかった」「サークルとか部活動も3年生で入りそびれた人も多くて、最初はオンラインだったから。だからアルバイトくらい。大きくなくても小さなことで、自分がこういうことやってきたという過程をアピールしたい」

就職相談窓口では・・・

福岡大学キャリアセンター事務室 菊池慧さん「今の3年生は、入学当初からコロナに見舞われた世代。就職活動が始まった今、気付けば何もやってなかったなと不安に感じて相談に来る学生が多い」

キャリアセミナーの担当者は、「特別な経験をしなければいけない」という思い込みを変える必要があると指摘します。

福岡大学キャリアセンター事務室 菊池慧さん「これまでの過程の中で何を学んだのか、教訓として得たのか、そういったところを気付いてもらいたい」

コロナ下で大学生活を過ごしている学生のみなさん、厳しい行動制限の中で工夫してきたことを思い起こして就職活動に臨んでみてはいかがでしょうか。

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