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洋上風力発電“漁業と共生・協調を”~漁業への影響調査報告 佐賀・唐津市沖で計画 

佐賀県は、唐津市沖で計画されている洋上風力発電事業について、漁業への影響に関する調査結果の報告会を開催しました。


◆誘致計画と反対の声
19日午後、佐賀県唐津市で開かれた報告会には、漁業関係者ら約100人が参加しました。唐津市沖では、洋上風力発電事業の誘致が計画されていますが、漁業関係者からは反対の声も上がっています。

海洋エネルギー漁業共生センター 渋谷正信理事「漁業と共生・協調した洋上風力を目指した方が良い」


◆唐津の海“海藻が減少”
報告会では、国の内外で洋上風力の実態を調査してきた潜水士が、海藻が減少している唐津の海の現状や、洋上風力の構造物が魚礁の代わりとなり魚が集まっている五島列島の状況などを説明しました。
唐津市の離島住民への説明会はすでに実施されていて、利害関係者から国の法定協議会に参加する了解が得られれば、洋上風力発電の誘致に向けた手続きが進むことになります。

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