「障害に悩み一緒に死のうと」「怖くなって逃げた」海岸のテントから“遺体”逮捕された高校生が供述

福岡市西区の海岸で男性を殺害したとして大阪市に住む男子高校生(17)が逮捕された事件で、高校生が「障害に悩んでいて被害者と一緒に死のうと思った」「首を絞めて殺したあと、怖くなって逃げ出した」という趣旨の供述をしていることがわかりました。

◆SNSで山本さんと接触
この事件は、先月17日、福岡市西区今宿青木の海岸で山本駿一さんの首をロープで絞めて殺害したとして、大阪市に住む男子高校生(17)が逮捕されたものです。山本さんは、SNSに自殺をほのめかす投稿をしていてこれをきっかけに2人は接触していました。

◆「障害に悩み」「絞めるよう頼まれた」
捜査関係者によりますと、男子高校生は「障害に悩んでいて被害者と一緒に死のうと思った」「2人で練炭で死のうと思ったが死ねず、ロープで絞めるよう頼まれた」「首を絞めて殺したあと、怖くなって逃げ出した」という趣旨の供述をしていたということです。

◆「嘱託殺人」で家庭裁判所へ
福岡地検は17日「捜査の結果、男子高校生は山本さんから嘱託を受けて殺害したと判断した」として男子高校生を逮捕容疑の「殺人」ではなく「嘱託殺人」の非行内容で福岡家庭裁判所に送致しました。

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