
「人間国宝」の作品も 伝統工芸の小石原焼「三人展」開催
小石原(こいしわら)焼の第一人者で人間国宝の福島善三さんなど、3人の陶芸家の作品展が、福岡市のギャラリーで開かれています。
福岡市中央区黒門に3月オープンした「ギャラリーふくおか」で開かれているのは、「小石原焼三人展」です。
第一人者で人間国宝の福島善三さんをはじめ、太田富隆さん、熊谷智久さんの作品、合わせて約60点を展示・販売しています。
小石原焼は、飛びかんなや刷毛目など、ろくろでつけた規則的な文様で知られますが、福島さんの作品は、シンプルな造形と色合いが特徴です。
展示会の主催者は「伝統工芸品の実用性と芸術性を見て感じてほしい」と話しています。
「小石原焼三人展」は入場無料で、19日まで開かれています。