SDGs 厄介者で...小倉城を彩る"竹あかり"

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シリーズでお伝えしている「SDGs私たちにできること」。国連が定めた17の目標のうち、今回は「住み続けられるまちづくりを」です。小倉城を幻想的な光で彩る「竹あかり」。「厄介者」の放置竹林の問題を解決し、街おこしにつなげる取り組みを取材しました。

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  • 記者リポート

「満月に照らされた小倉城の天守閣。そして城内は、竹灯籠の暖かな光が広がっていて、趣があります」

北九州市小倉北区で開かれている「小倉城竹あかり」。ひまわりやもみじなど、様々なデザインが施された3万個の灯籠が、幻想的な光で小倉城を彩ります。入り口で検温を行うほか、城内を一方通行とするなど、感染対策がとられたうえで開催され、訪れた人たちを楽しませています。

本番の2週間前、準備は大詰めを迎えていました。

企画したのは有志の市民ボランティア、工具の扱いに慣れている人ばかりではありません。

  • インタビュー

今年は、1月から準備を始めたものの、新型コロナの影響で作業が中断。当初の計画からは大幅に遅れましたが、ボランティアの懸命な努力で巻き返しました。

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使われるのは、放置竹林の問題に悩む小倉南区の合馬地区の竹です。竹は繁殖力が強く、放置すると周囲の森林を侵食し、生態系を破壊してしまいます。また、根が横に広がる竹林は、雑木林に比べ、地滑りの危険性が高まるといわれています。北九州市では2002年からの15年間で、竹林の面積が約5.2平方キロメートル、ペイペイドーム74個分も増えました。「竹あかり」に使われる竹は約4000本、問題の解決に一役買っています。

  • インタビュー

日暮れとともに、竹灯籠の暖かい光が広がります。今年は、LEDライトを取り入れたカラフルな灯籠も登場したほか、竹から作られた紙に子供たちが絵を描いた紙灯籠も飾られました。

  • インタビュー

害を財に変え、街おこしに繋げた小倉城竹あかり。灯籠の優しい光は、人々の心を明るく照らしていました。

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