SDGs 「女性活躍」へ広がるテレワーク

<リード>

「SDGs」、今回は「ジェンダー平等の実現」がテーマです。

新型コロナの感染拡大で、テレワークが推奨されていますが、九州ではまだそれほど導入している企業は多くはありません。

その一方で、子育て中の女性たちが、自宅で働ける環境を整備しようという動きが広がっています。

<VTR>

佐賀県有田町で、150年続く窯元「幸楽窯」。この日、3人の女性が工場を見学に訪れました。

  • インタビュー

新型コロナの影響で、ゴールデンウィークの恒例行事「有田陶器市」は、去年初めてオンラインで開催されました。

幸楽窯も出品したところ、例年の「陶器市」の売り上げの2倍の注文があったそうです。

そこで、徳永社長は常設のウェブショップを立ち上げることを決めました。

その運営スタッフとして、子育て中の女性たちに在宅で働いてもらうことにしたのです。

  • インタビュー

きっかけは、佐賀県が主催する子育て世代の再就職を支援する、オンラインでの交流会でした。

面接も全てオンラインで実施したため、直接顔をあわせるのはこの日が初めてです。

3人とも陶器には興味があったものの、実際に作業場を見るのは初めてです。

  • インタビュー

6か月の息子と一緒に見学に訪れた篠崎巨佳さんは、東京都に住んでいます。

篠崎さんは、ウェブショップの仕事だけなく、徳永社長のメールの文面などをチェックする「秘書」の役割も任されました。

  • インタビュー

2週間後、ウェブショップの立ち上げ初日を迎えました。

  • インタビュー

勤務時間は1日2時間。何時から何時までという決まりはなく、家事や育児の合間に、作業してもらうことにしました。

東京にいる篠崎さんも、自宅で子供の様子を見ながら打ち合わせに参加します。

  • インタビュー

福岡市のNPO「ママワーク研究所」。

再就職を希望する女性たちが、企業のスカウトに自分を売り込む「ママドラフト会議」というイベントを、6年前から開催しています。

緊急事態宣言を受けて、出勤者の7割削減が求められていますが、通勤時間の短い九州では、首都圏と比べてテレワークの導入が進んでいません。

こうした状況を踏まえて、今年は「テレワーク」で働ける企業に絞って開催することにしました。

  • インタビュー

このイベントに参加する福岡市博多区の「スリー・アールシステム」は、デジタル機器の製造・販売を行っています。4年前からデザイナーやマーケティングの部署を中心に、テレワークの導入を進めていて、職場復帰を目指す母親たちも積極的に採用しています。

  • インタビュー

総務人事部の今井香那子さんも、2人の子供を出産した後、おととし、この会社に再就職しました。

現在は週に1度、在宅勤務をしています。

  • インタビュー

日本では第1子の出産を機に、約5割の女性が仕事を辞めています。

男女にかかわらず育児と仕事を両立させるため、そして感染防止の面からも「柔軟な働き方」への模索が続いています。

おすすめ検索ワード