SDGs 商用EVバスで世界へ~北九州のベンチャー企業 福岡

<リード>

RKBでは地球温暖化を防ぐ「脱炭素」を中心に、SDGsを発信する「カラフルフェス秋」を展開しています。

今回は、7番「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」です。

電気バスや宅配用の電動三輪バイクなど、商用のEV=電気自動車を開発する北九州市のベンチャー企業が、国内に工場を建設し量産に乗り出します。

<VTR>

●記者リポート

山道を力強く走る電気バス。

製造したのは、北九州市若松区のベンチャー企業「EVモーターズ・ジャパン」です。

小型の電気バスや宅配用の電動三輪バイクなど、商用のEV=電気自動車を手がけています。

社長の佐藤裕之さんは、日本製鉄系の会社などで30年以上バッテリーを研究してきた技術者で、おととし会社を立ち上げました。

●インタビュー

脱炭素社会の取り組みが加速する中、EVは世界的に注目を集めています。

電気で走るEVの生命線は、動力源となるバッテリーです。

走行可能距離や加速度といった車の性能に直結するだけに、その開発競争が激しさを増しています。

開発が進む中国では・・・

●記者リポート

中国では充電するのではなく、バッテリーそのものを交換する方式をとる企業も登場しています。

●インタビュー

佐藤社長は、中国の大学とバッテリーの効率を高める制御装置を共同開発し、既存の国産電気バスの約3倍となる230キロまで走行可能距離を伸ばしました。

路線バスの1日の走行距離は約200キロで、既存の国産電気バスでは途中で充電する必要がありましたが、このバスなら充電なしで走り続けることができます。

●インタビュー

価格は1台2200万円。

国の補助金を活用すれば、エンジン車と同程度になるといいます。

さらに、動力となる電気代はガソリンの燃料費に比べ、5分の1程度に削減できると試算されています。

●インタビュー

この日は、福岡市のタクシー会社が試乗会に訪れました。

●インタビュー

佐藤社長は、北部九州、関東、沖縄の3か所に、日本初となる商用EVの量産工場を建設予定で、7年後までに年間1500台の生産体制を目指します。

日本におけるバスの二酸化炭素排出量は、年間約400万トン。

電気バスが普及すれば、「脱炭素社会」の実現につながります。

●インタビュー

"北九州発"メイド・イン・ジャパンの商用EVが、世界のエネルギー問題を解決する糸口となるかもしれません。

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