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福岡拘置所対応は違法~接見不許可で最高裁

10月25日(木) 19時45分


福岡拘置所の対応を最高裁判所が「違法」と判断しました。

拘置所に勾留されていた男性が、「弁護士との面会を認められなかったのは違法だ」として、国に損害賠償を求めていた裁判で、最高裁判所は、訴えを退けた2審の福岡高裁判決を破棄し審理を差し戻しました。

訴えていたのは、2009年に刑事事件で福岡拘置所に勾留されていた男性とその弁護士です。

2人は、「男性が騒いで保護室に収容されたことを理由に、弁護士からの接見の申し出を伝えず面会を許可しなかったのは違法だ」として国に損害賠償を求めていました。

1審の福岡地裁と2審の福岡高裁は「拘置所の措置に違法性はない」と判断し、男性らの訴えを退けていましたが、最高裁は、きょう2審判決を破棄し審理を福岡高裁に差し戻しました。

池上政幸裁判長は「精神的に著しく不安定であるなどの事情がない限り、接見の申し出を伝えないことは接見交通権の侵害となる」と指摘しています。

拘置所を管理する法務省は「差し戻し審が続くので今後も引き続き適切に対応したい」とコメントしています。

2018年10月25日(木)のニュース