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麻酔投与の妻を放置死か~容疑の医師を逮捕

12月5日(水) 19時28分


命を守るはずの医師が、妻の容体の急変に気づきながら、「寝てしまった」と供述しています。

北九州市小倉北区の自宅で、麻酔薬=リドカイン=を投与後に、体調が悪くなった妻を放置して死亡させたとして、開業医の男が逮捕されました。

●黒木秀弥記者
「中村容疑者は、こちらのクリニックで医師として働いていました」

北九州市八幡西区のクリニック。

けさ訪れると、廃業したとみられ、シャッターが下りていました。

このクリニックの院長だったのが、詐欺容疑ですでに2度逮捕されている医師・中村外士雄です。

今回の逮捕容疑は、麻酔薬を投与した妻・直美さんの体調が悪くなったのにそのまま放置して死亡させた疑いです。

警察によりますと、使われたのは局所麻酔薬のリドカインで、去年4月に直美さんが肩などの痛みを訴えた際に、小倉北区にあった自宅で投与したとされています。

夫婦と親交のあった知人は、中村容疑者が妻について話すのを聞いていました。

●知人インタ
「何十か所もチクチク刺すような注射を打って、そうしないと痛みで寝られないと言っていた」

中村容疑者は、直美さんが亡くなった日について、「少し多く注射した」と供述。

警察は、投与した麻酔の量が目安の数倍に上っていたと分析しています。

さらに……。

「異変を感じたが寝てしまった」結局、直美さんは、適切な処置を受けることなく、急性リドカイン中毒で死亡しました。

麻酔の投与は数年前から続いていたとみられていて、警察は治療の状況についても調べています。

2018年12月5日(水)のニュース