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むし歯治療後に女児死亡~元院長を書類送検

3月7日(木) 19時50分


福岡県春日市の歯科医院でおととし2歳の女の子がむし歯の治療後に死亡した事件で、警察は、当時の男性院長を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。

救命措置を怠り死亡させたとしています。

書類送検されたのは、春日市の小児歯科医院を経営していた元院長の男性です。

男性はおととし、むし歯の治療後に体調が急変した当時2歳山口叶愛ちゃんに対し、救命措置を行わず死亡させた疑いが持たれています。

警察によりますと、異変を感じた両親が複数回異常を訴えましたが、男性は呼吸器をつけたり治療が可能な病院に救急搬送したりしませんでした。

叶愛ちゃんの死因は、治療で使用した局所麻酔薬・リドカインの急性中毒による低酸素脳症でしたが、警察は、麻酔薬の投与量は適切で治療に過失はなかったとしています。

その上で麻酔薬による中毒は予見できるもので、救命を行わなかったのは不適切だと判断しました。

元院長の代理人弁護士は、取材に対し「顔色を見て、緊急事態ではなく子どもが疲れただけだと判断した」とコメントしています。

2019年3月7日(木)のニュース