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線虫でがん検査 試験的実施~久留米と小郡

10月1日(火) 19時43分


「線虫」という小さな生物を使いがんを発見する画期的な検査が実用化に向け福岡県久留米市と小郡市で試験的に実施されることになりました。

15種類のがんを低コストで調べることができます。

久留米市と小郡市で今月から試験的に始まるのは、「線虫」という生物を使ったがん検査です。

久留米市役所で開かれた記者会見には、検査方法を開発した広津崇亮さんと、久留米市長と小郡市長らが出席しました。

がん検査は「N-NOSE」という名称で、線虫が尿のなかのがんの匂いに反応することを利用しています。

検査の実用化に向け、開発段階から支援をしていた久留米市と小郡市で試験的に実施されることになりました。

●原記者
「このトレーの×のところに、線虫が好む匂いがつけてあるんですが、このようにたくさん集まってきています」

線虫はおよそ1ミリの生物で、犬よりも鋭い嗅覚があり、胃がんや大腸がんなど15種類のがんに反応することが分かっています。

検査の費用は一回9800円で久留米市では職員100人、小郡市では20人がこの取り組みに参加します。

●がん検査を開発した広津崇亮さん
「がん検査の受診率をあげるための効果がある。がんは早期発見で治る」

「N-NOSE」は来年1月から実用化される予定で、今回の試験的実施を通し検査の一連の流れを確認するということです。

2019年10月1日(火)のニュース