食べて、飲んで、啜れる"ナンバーワン"

2015年、長浜の行列屋台「長浜ナンバーワン」が長い歴史に幕を下ろした際、2代目店主・種村剛生氏には一つの思いがあった。「あくまでウチの原点は屋台。これまでの歩み、屋台ならではの魅力はしっかりと伝えていかないといけない。可愛がってくれた常連さんのためにも」。そこで種村氏は、すでに展開していた路面店のなかの天神店を、屋台の雰囲気を再現した麺酒場へとリニューアルした。柱となる正統派長浜ラーメン+αで、多彩な一品料理もそろえたスタイル。カウンターの上に張り出された、にぎやかな酒場メニューから選ぶのがたのしい。これって屋台時代よりメニュー数が多いのでは?

「屋台と全く同じメニューじゃおもしろくない。厨房も広く改装したからさまざまな料理が出せるように。手作り具材の自家製餃子はあえてそのままにしているけど、鉄板焼き各種ほか新メニュー開発にも力を入れている」と種村さん。ポテトサラダ、ニラ玉など、とりあえずの一品、観光客にもウケている明太天、さらにガッツリ飯のトンテキなど幅広いメニュー構成。料理だけでなく、ハイボール390円とコスパがいい。


屋台時代から人気を集める自家製餃子(8個420円)ほか、明太天(470円)、牛さがり鉄板焼(900円)、辛子高菜の玉子焼き(400円)、レバニラ(500円)など。つまみからガッツリ飯まで多彩な一品料理が、長浜ラーメンとともに楽しめる

さらに、屋台のようなライブ感も大切にしている。厨房とカウンターの距離が近い。鍋を振っている横には、グツグツと強火で豚骨スープが煮込まれていて、「酒場でラーメンを出している」ではなく、あくまで「ラーメン屋台で飲める」というような雰囲気。



店内はカウンターとテーブル席。カウンターに座れば厨房で豚骨を仕込む様子も見られる。屋台時代の写真も随所に飾り、エントランスも暖簾や提灯でにぎやかしげに。シメのラーメン目当ての客、酒場利用の客で深夜までにぎわう


ライブ感を楽しめるカウンターには厨房との距離が近く、屋台時代を思い出せる造り

天神エリアで深夜まで営業し、もちろんラーメン1杯だけでも歓迎。"食べて飲んで啜れる"スポットとして、訪れる機会が増えそうだ。


【煮たまごらーめん 720円】豚頭をメインに煮込み、臭みをとことん取り除いたまろやかなスープ。しなやかなコシの細麺としっかりと絡む。チャーシューには脂身の少ない豚肩ロースを使用。黄身がトロリの煮卵入り


店舗情報

        
店名長浜屋台ナンバーワン 天神店
住所福岡市中央区今泉2-4-41
電話番号092-711-6711
営業時間11:30~翌1:00(金・土曜~翌2:00、日祝~24:00)※一品料理は各30分前OS
定休日なし
座席数27席
駐車場なし
カード不可

※この記事は、シティ情報ふくおかの『麺本2020』より抜粋して掲載しています。
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