わが家の味は普通?雑煮の世界~お雑煮マイスター粕谷浩子さん~

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お正月限定で表舞台に立つ「お雑煮」。
江戸時代に庶民の味として定着した雑煮は、ぞれぞれの地域や家庭で受け継がれてきました。流行とは無縁の料理だけに、地域性や伝統を色濃く残しているのです。
全国の雑煮を食べ歩き、本まで出版した雑煮の探求者の粕谷浩子さん。
粕谷さんは、小学校だけでも4回も転校をした為、それぞれの土地で雑煮の違いがあることに気づき、興味を持ちはじめました。以来、全国の雑煮を食べ歩き、正月つながりで「お雑煮カルタ」までも作ってしまうほど。
そんな粕谷さんを夢中にさせる雑煮の世界をのぞいてみました。


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まず訪れたのが、福岡県朝倉市にある創業約80年のうなぎ料理「松月」。
こちらで提供されているのは全国でも珍しい、茶碗蒸し風の「蒸し雑煮」。新年を祝うハレの日のごちそう"雑煮"と"茶碗蒸し"が合体した究極のごちそう。主に秋月エリアで食べられていて、朝倉を中心に19店舗の飲食店が参加して、独自の蒸し雑煮を提供するプロジェクトを展開中です。

続いて向かったのは長崎県島原市。年間を通して"雑煮"が食べられるのは島原だけだったということで、粕谷さんはここを「ご当地雑煮の聖地」と呼んでいます。専門店も立ち並ぶ程"雑煮"が観光の目玉になっている地域です。「姫松屋」には多い日では500食も売れるという人気のメニュー「具雑煮」があります。島原の乱で一揆軍が食べたとされるレシピが、受け継がれてきたとされる「具雑煮」は、かつお出汁に13種類もの地元食材が入った豪華なお雑煮です。


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「自分の家の味が"普通"だと思っているものが、実は全然違う。全然違うところが雑煮のおもしろいところ」と話す粕谷さん。粕谷さんが現在手掛けているのは、九州7県のご当地雑煮を食べ回る「九州お雑煮ドライブ」というイベント。来月1月のイベント開催にむけて参加店舗を増やすため、今年の9月から九州各県をぐるぐる回り、その距離はなんと日本一周に匹敵する一万キロを超えています。
大分の「里の駅ふるさと市場」では、国東半島に伝わる「すましあん餅雑煮」、長崎県諫早市の老舗うなぎ料理店「北御門」では「うなぎ入りの雑煮」、佐賀県太良町の「さんぽう」では「かき雑煮」など、様々なお雑煮を楽しむことができる魅力的なお雑煮ドライブになりそうです。

YouTube九州お雑煮ドライブ
九州お雑煮サミット

2020年12月18日放送


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