ポストコロナ就活の新バイブル誕生?~出版記念イベントに九州パンケーキの村岡浩司さんを迎えて~

2021年3月~4月に実施されたクラウドファンディングのリターンイベント(主催:NPO学生ネットワークWAN)【書籍1冊+出版記念リアルイベント参加権/特別ゲスト:一平ホールディングス(九州パンケーキ) 村岡 浩司さん】に参加してきました。

スペシャルゲストとしてイベントに登壇された村岡浩司さん。

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キャリアに悩む学生や主体的に動きたい学生に対して、ビジネスモデルの知識を身に付けてもらうことを目的とした書籍の出版プロジェクトに共感。
今年のはじめに私立中学校の受験問題にもなった、「九州パンケーキ流通モデル」のお話を中心に、"世界があこがれる九州をつくる"を経営理念として様々なプロダクトを生み出し続ける村岡さんのお話は学生さんにとって、とても貴重な経験になったはずです。

中でも一番印象に残ったのは、「九州パンケーキは"世界平和"なんです」という言葉。
パンケーキを焼くとき、食卓を囲むとき、そこには笑顔があるとおっしゃる村岡さん。
食を通して世界の子供達に笑顔を届けたいそうです。

はじめから助成金や補助金に頼ったものづくりではなく、地域を巻き込んだ新しい概念の六次産業化(産地とつながって加工から流通・販売までやる)ビジネスモデルを作り、大きく成長させた今でも、農家さんからの仕入れ価格は相場通り。
一般には、取引額が増えれば仕入れ価格を抑えられるイメージがありますが、村岡さんはそれをしません。

なぜなら、農家さんとは一時的な量と価格だけを天秤にかけた"取引"ではなく、長く付き合える"取り組み"をしているから。
産地、加工、そして関わる全ての関係者と共に成長する、皆が得をするプロジェクトを開発されたところが、持続可能でハッピーになれるビジネスである秘訣だと確信しました。

イベント開催の経緯

このイベントは、なんと、村岡氏自ら「村岡氏ご自身をリターンに」というご提案をいただき実現したもので、読書会+同氏が焼き上げた九州パンケーキを食べるというイベント内容をご提案いただいたそうです。

以前より学生ネットワークWAN理事長の森戸さんとは交流があったそうですが、学生メンバーとの間に交流が生まれたのは、「拡張型ラジオ FUKUOKA2020」へのゲスト出演がきっかけでした。

村岡さんがゲストの放送▼

そもそもFUKUOKA2020へのご出演も、当時Makuakeで村岡さんが実施中であった「九州チーズタルト」のクラウドファンディングについて同番組公式Twitterでツイートしたことがきっかけだったとのこと。

このようにTwitterからオンライン対談へ、オンライン対談からリアル会場へ、この時代のツールをフル活用した成功事例と言えます。

スクリーンショット▼

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主催したNPO学生ネットワークWANとは

NPO法人学⽣ネットワークWANは、同じ志を持った学⽣が学校の枠を超えてつながるネットワークを作りたいという思いのもと事業展開しており、学⽣たちが、このネットワークを使って学⽣にしかないやり⽅で夢に向かって成⻑するためのアクションを起こしています。

WANでは⾃分のやりたいこと、同じ⽬標を持った学⽣に出会え、その学⽣同⼠で刺激しあい、気づき、成⻑し合える、そんな「場」を創造していくことを⽬指して活動中で、今回のイベントの運営・進行も、全て自ら行いました。

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書籍制作の中心を担ったお一人である寺田縁さんに本について伺いました

(以下、寺田さん)

「就職活動から卒業する方法〜ビジネスモデルを知って人生の地図を手に入れよう〜」 は、キャリアデザインをする上での視野を広げ選択肢を増やすことを目的として「ビジネスモデル」を解説する書籍です。
「就活」や「働く」ことを見据える学生に向けて、"一部の人にだけに関係のある専門知識"ではなく、"誰の日常にも関係していること"として、24個のビジネスモデルとそれに関連する知識を取り扱っています。

3年前から制作を始めた本書籍の制作は、完全オンラインで進められ、監修は、壱岐在住で多拠点生活をする山口豪志氏。東京・福岡・新潟・京都の学生が制作に参加しました。
制作を始めた当初は、Beforeコロナ。
企業への取材もしながら制作をすすめた本書籍の収録内容は、「新型コロナウイルス」の登場により大きく変化した社会の様相とともに大幅に変更となりました。
現実の世界のビジネスモデルも、原理原則・フレームワークのような部分は変わらないように見えても、目の前で起こる出来事、1つ1つの商売は大きく変化しています。

たとえば、紙の書籍の83-84ページに掲載しているビジネスモデルの分類表。
販路について、オンラインとオフラインという分け方をしています。
この表、実は書き始めた当初はオフラインが当たり前(主流)で、オンラインは「これからの時代はこのように変化していきますよ」 という、いわば数年後の未来予測のような意味合いで作られた項目でした。

ですが、現在ではオフラインのビジネスモデルはコロナによって機能しづらくなり、代わりにオンラインが主流となりました。
そのような時代の転換の真っただ中で制作に挑んだ本書籍は、猛烈なスピードで変化するビジネスモデルの2021年の様相を切り取った時代の魚拓のような本です。

イベントの中でも話題にのぼりましたが、本書籍は一見つながりがわかりにくい「就職活動」と「ビジネスモデル」という題材を取り扱っています。
書籍のまえがき、第一章、第五章を読んで頂くと特にわかりやすいかと思いますが、本書籍は単にビジネスモデルを解説するのではなく、「なぜ経営者でもない個人がビジネスモデルを知る必要があるのか」を伝えることを重視しています。

コロナ禍で、多くの人にとって馴染みのあるものになったテレワーク・リモートワークやオンライン授業。それによって実感している方も多いと思いますが、私達が生きる現代は、会社都合で自分の人生や時間をコントロールされるのではなく、1人1人が主体的に「時間の使い方」「お金の稼ぎ方」「ライフスタイル」を決定していく時代です。

いわゆるVUCA(*注)の時代に、納得感や楽しさを感じながら働くためには、「ビジネスモデル(=世の中の仕組み)を何も知らないまま、会社に入るまでを頑張る」といったスタイルの就職活動では厳しいのではないか。これまでの就職活動のやり方を脱し、視野を広げ、より多くの情報をキャッチしながら「数年後の日常生活になっている働く場所選び」として就職活動を捉え直してもらうためのきっかけを作れる1冊になってほしい、そんな思いをこめて、このタイトルが生まれました。

(*注) VUCA(ブーカ):Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)という4つのキーワードの頭文字から取った言葉

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いままで見えなかったものが見えるようになる、いままで理解できなかったことが理解できるようになる、そのきっかけになる本を目指して、「小学5年生でも理解できる易しさ」を意識して執筆しました。
就活を控えた学生はもちろん、もっと若い世代や、これまでビジネスモデルに関心が無かった大人にも、届いてほしい1冊です。

(以上、寺田さん)

学生目線で書かれていますので、学生が欲しい情報が詰まっている本に仕上がっています。
是非、手に取ってみてください。
「就職活動から卒業する方法〜ビジネスモデルを知って人生の地図を手に入れよう〜」
(著:NPO法人学生ネットワークWAN、監修:スタートアップ成長請負人山口豪志)

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NPO法人学生ネットワークWANイベント記事  » https://npowan.com/archives/5464

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