7月21日放送
ぬくもりボールペン

木を切り出すところから自分たちで手がける、常に入荷待ちの個性的なボールペン!材料はビワの木や椿の木など、どんな模様になるかは削ってみないと分からない1点もの。ニスは極力控え、使い込むほどに手になじむ自然なツヤが魅力。手がけるのは長崎市外海地区に東京から移住してきた夫婦。最近は、地元の教会をモチーフに、ステンドグラスのように透き通ったボールペンに挑戦中。

 




7月14日放送
すごい!九州大学カイコ!
シルクは古代、同じ重さの「金」に交換されたと言われクレオパトラや楊貴妃も愛したという『繊維の女王』だ。「シルクロード」で世界に広がり数千年の品種改良の末、人が手を加えないと死んでしまう完全に家畜化された唯一の生き物となった。九州大学では100年以上前からカイコの飼育や研究を続け世界をリードする存在なった。九州大学大学院農学研究院の日下部 宜宏教授(53)が目指しているのは、カイコに感染するウイルスにヒトの遺伝子を組み込み、さらに組換えウイルスをカイコに感染させることで遺伝子組み換えワクチンを生産することだ。このワクチンは国内ですぐに作れて安全、コストもかからない。カイコを使った、「昆虫工場」を稼働させれば、遺伝子組み換えワクチンがすぐにでき、パンデミックを防げるという大きな可能性を持っている。日下部教授はカイコの「昆虫工場」を、去年4月、九大発「昆虫」ベンチャー1号として『KAICO株式会社』を設立した。九州大学は突然変異したカイコ500系統を毎年育てており量・質ともに世界一だ。その中からワクチンやタンパク質源としての昆虫食にも適するカイコを選び改良して世界を救う研究が進んでいる。
DATA


■取材先
会社名:九州大学
担当者:日下部 宜宏
九州大学大学院・農学研究院・教授 / 昆虫科学・新産業創生研究センター長
住所:福岡市西区元岡744 九州大学伊都キャンパス
電話:092-642-2111(代表)