2月23日放送
アサリパワーで宝の海を!!
アサリの浄化パワーで干潟を救いたい。
そんな思いに駆られた技術開発者がいる。上天草市の藤芳義裕さん(60)だ。藤芳さんは熊本出身だが、北海道のサロマ湖の研究施設で、ホタテや二枚貝の養殖技術の開発に携わってきた。その技術の根本は、漁業収益を確保しつつ、自然環境へ負荷をかけない養殖法だ。
50歳を前に帰郷した藤芳さん。そこで見たのは、かつて全国一の生産量を誇った熊本産あさりが激減した干潟だった。そこで、「FUバイオカルチャー」という新会社をたちあげ、アサリの陸上養殖技術の開発に着手。もともと単価の安いあさりの養殖を成功させるためには、「低コスト」が大きなカギとなる。そして、ついに砂を使わないアサリの陸上養技術を産業として展開できるレベルを確立した。
さらにいま、取組もうとしているのが、アサリやシジミの浄化パワーを生かした水質環境の改善、そして、有明海の再生だ。いずれにせよ、自然の回復には、激減したあさりの個体数を増やすことが必須。
稚貝を人工的に大量育成することが鍵となるが、卵から孵化したあさりが自然界で生存率が高まるといわれるのが体長「0.4」ミリ。藤芳さんは、この「0.4」ミリの壁に挑む!
FUバイオカルチャー
住所 〒869-3602 熊本県上天草市大矢野町上1608-8
TEL 090-5924-7080
FAX 0964-56-3245