5月25日放送
おきなわに椿の華を咲かせましょう!
沖縄北部の緑豊かな国頭村で、スキンケア化粧品を素材作りから製造販売まで一貫して行なう理髪師がいる。田島勝さん(58歳)。
素材作りに熱中するあまり本業は休業状態。そんな彼を魅了する素材とは“椿”。椿油といえば日本各地で古くから髪に愛用されてきた馴染み深いもの。頭皮トラブルで悩む理容店の常連客の声をきっかけに、もともと独学で化粧品を作っていた田島さん。沖縄はモズクや長命草(サクナ)など自然素材に恵まれた環境。けれど妻の故郷の北部で野放しになっている椿の存在を知り、椿油の効能を知れば知るほど、とりこになった。
そして初めて椿油を使った商品でいきなり沖縄県の産業まつりで県知事賞を受賞。これをきっかけに過疎化が進む国頭村を椿で地域興ししようと考えた田島さん。はじめ半信半疑だった村の人たちも彼の情熱と行動力に徐々に集まり始めた。また宮古島で十年以上前から観賞以外にも防風林として椿を植樹してきた宮古島椿の会が田島さんの活動に注目。共に協力し合いながら沖縄を“椿の郷”にしようと動き始めた。
そんな中、田島さんは日本だけでなくアジアにも視線を広げ、椿油を使ったスキンケア化粧品の新シリーズに取り組みはじめた。

<取材先データ>
あーびゃーんもーゆ琉球月桃
電話:098-886-2280
※「あーびゃーんもーゆ」は沖縄・与那国島の方言で「世の中の人を美しく」の意味